お金を節約しながらパスタをできるだけおいしくゆでる科学的な方法

イタリア料理の主要な食材であるパスタは世界中で食べられている麺類であり、完璧なゆで方の追求やパスタを折った時の物理現象の解明など、科学研究の対象としてもしばしば取り上げられています。そんなパスタを「コストを節約する」という観点からどうゆでるべきなのかについて、ノッティンガム・トレント大学科学技術学部主任講師であるデビッド・フェアハースト氏が解説しています。続きを読む……
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「大麻の急性中毒で入院する幼児」が大麻を合法化した地域で激増

カナダでは2018年10月17日に嗜好(しこう)品としての大麻所持・使用が合法化され、2020年からは一部の州で「大麻成分入りの食品販売」も許可されています。そんな大麻入り食品が合法化された州では、「9歳以下の子どもが誤って大麻入り食品を食べてしまい、急性中毒症状で入院する事例」が急増しているという研究結果が発表されました。続きを読む……
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たった1カ月の禁酒で健康状態が劇的に改善し禁酒終了後の飲酒量も減少する

「適度な量の飲酒は体に良い」という言説を耳にすることは多いですが、2022年には「少量の飲酒でも心臓に害を及ぼす」ということが35万人規模の実験によって明らかになっています。そんな飲酒と健康について、「1カ月間禁酒すると、その後も飲酒量が減少し、健康状態が改善する」という研究結果をワシントン・ポストがまとめています。続きを読む……
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結局「牛乳や乳製品」は健康にいいのか悪いのか?

牛乳はタンパク質やカルシウムが豊富なことから健康にいいとされることがある一方、「牛乳を飲む人はがんになりやすい」という研究結果が出ていることから体に悪いとする見方もあります。そんな牛乳や乳製品が健康にいいのかどうかについて、デンマーク・オランダ・イギリスの研究者らが肥満や2型糖尿病、がんなどの発症率の観点から総合的に論じました。続きを読む……
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「バナナの皮」は適切に処理すれば小麦のように料理に使用することができる

バナナが好きでよく食べているという人は多いかもしれませんが、毎回食べる前にむいている「バナナの皮」を食べたことがあるという人は少ないはず。ところが、このバナナの皮には豊富な栄養が含まれており、適切に処理すれば小麦に混ぜておいしい焼き菓子に使うことができるという研究結果が報告されました。続きを読む……
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テフロン加工のフライパンに傷がつくと「230万個のプラスチック粒子」が料理に放出されるとの研究結果

「テフロン」の商品名で知られるフッ素樹脂のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でコーティングされたフライパンは、表面の摩擦が小さく素材が焦げ付きにくいので、料理人の強い味方となっています。しかし、そんなフッ素樹脂加工のフライパンや鍋を使用中にコーティングが壊れると、おびただしい数の微細なプラスチック粒子が料理に放出されてしまうことが分かりました。続きを読む……
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合成着色料「赤色40号(アルラレッドAC)」が大腸炎に関係しているという実験結果が発表される

清涼飲料水や駄菓子を赤色に着色するために多く用いられる合成着色料「赤色40号(アルラレッドAC)」は、長期に摂取すると腸疾患を誘発する可能性があるとマウスの実験で明らかになりました。続きを読む……
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人気の人工甘味料アスパルテームが不安を増加させることがマウス実験で確認される

人工甘味料はダイエット食品や飲料などによく使われており、現代人が飲料から摂取する人工甘味料は2007年~2019年にかけて36%も増加しています。ところが、人工甘味料は健康に悪影響を及ぼす可能性も指摘されており、新たな研究では人気の高い人工甘味料の1つであるアスパルテームが「不安」を増加させ、さらにその影響が子孫にまで受け継がれることがマウス実験で確認されました。続きを読む……
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「ワインの味は専門家でも正確には判別できない」という説は本当なのか?

ブドウを原料に作られるワインはブドウの品種や産地などによって味や香りが異なり、ソムリエと呼ばれる専門家はテイスティングによって銘柄を識別できるといわれています。ところが、「ワインの味は専門家でも正確に判別できない」とする説もささやかれており、この説についてウェブメディアのAsteriskでライターを務めるスコット・アレクサンダー氏がまとめています。続きを読む……
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ケチャップがほとんど空になったボトルから飛び散ってしまう理由が科学的に解明される

ほとんど空になったボトルからケチャップを絞り出そうとしたところ、いきなりケチャップが飛び散って机や服が汚れてしまった経験がある人は多いはず。一体なぜ、空に近いボトルからケチャップが飛び散りやすいのかについて、オックスフォード大学の科学者であるCallum Cuttle氏らの研究チームが実験に基づいた理論モデルを考案しました。続きを読む……
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「人工甘味料は安全ではないかもしれない」ことが腸内細菌叢に与える影響を調べた研究で指摘される

甘みを感じさせる人工甘味料には、アセスルファムカリウム(アセスルファムK)やサッカリン、スクラロースなどさまざまな種類があります。健康な成人を対象とした無作為対照試験により、一部の人工甘味料が腸内フローラとも呼ばれる腸内細菌叢(そう)に影響を与える可能性が示唆されました。続きを読む……
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脂肪たっぷりの食事を選ばせているのは「舌ではなく腸」であるとの研究結果

ダイエットや健康に気をつけていても、ついバターがたっぷりのスイーツやこってりした揚げ物に手が伸びてしまう人は多いはず。舌で脂肪分を感じられなくしたマウスを用いた研究により、脂肪分が多い食事への欲求は腸と脳のつながりに起因するものだということが分かりました。続きを読む……
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公共交通機関のジャンクフード広告を規制したおかげで約10万件の肥満が防止され約370億円もの費用削減につながったという報告

近年はジャンクフードが健康にもたらす悪影響が問題視されており、スペイン政府は子ども向けのチョコレートやアイスクリームなどの広告を禁止すると発表したほか、ロンドン地下鉄などを運営するロンドン交通局は、2019年2月から交通機関におけるジャンクフードの広告を規制しました。ロンドン交通局のジャンクフード広告規制について調査したところ、約10万件の肥満防止や2億1800万ポンド(約370億円)の支出削減と…
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「葉酸」サプリで自殺や自傷行為が半減するとの研究結果

日本では15~39歳までの年代における死因のトップが自殺で、自殺が若者の死因の第1位なのは先進国では日本だけだといわれています。そんな自殺の対策として、意外な栄養素である葉酸が有効な可能性があることが判明しました。続きを読む……
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動物細胞を培養して人工的に作られる「培養肉」は実際の肉より持続的で健康的なのか?

近年は家畜から排出される温室効果ガスが気候変動に及ぼす影響が懸念されており、ニュージーランドでは気候変動対策として「牛のげっぷ」に課税する計画が発表されて世界的に話題を呼びました。そんな中、既存の肉に代わる選択肢として植物肉と共に注目されているのが、動物細胞を人工的に培養して製造される「培養肉」です。培養肉は果たして持続可能なのか、健康に対する影響はどうなのかといった疑問について、科学系メディアの…
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