なぜアルコールのない人生はつまらないと感じるのか?

以前は「適度な飲酒は健康にいい」といわれることがありましたが、その後の研究により飲酒は適量であっても脳を萎縮させ、心臓の健康を害することなどが明らかになっており、アルコール製品にがんに関する警告表示を義務づけるべきとの声も上がっています。「そんなことを言われても、飲み会や晩酌がないと生活が退屈になってしまう」と言い返したくなる人もいるかもしれませんが、専門家が「そう感じるのは脳が生み出した錯覚」と…
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夜更かしする人が早死にしやすいのは飲酒や喫煙をしている人が多いからかもしれない

多くの人々が「夜更かしは体に悪い」と考えており、実際に夜型の人は朝型の人と比べて早死にする可能性が高いという研究結果も報告されています。ところが、フィンランドの研究チームが発表した新たな論文によると、夜更かしする人が早死にしやすいのは「飲酒や喫煙習慣を持っている可能性が高いから」かもしれないことが示唆されました。続きを読む……
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実験室で育てる「培養肉」は本物の牛肉の最大25倍も環境に悪いことが判明、安価かつ低エネルギーで培養する技術に課題

畜産業や食肉の生産工程は気候変動に大きな影響を与えているとされており、肉を培養肉や合成肉に切り替えることで二酸化炭素排出量を80%削減できるとの試算結果も報告されています。ところが、アメリカ・カリフォルニア大学の調査により、少なくとも現行の培養技術で生産し続けた場合の培養肉は、店に並ぶ牛肉より桁外れに多くの二酸化炭素を発生させてしまうことがわかりました。続きを読む……
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なぜ人は辛い食べ物が好きなのか?

唐辛子などを食べた時に感じる「辛み」は味覚で感じ取れる酸味・苦味・甘味・塩味・うま味とは異なり、実際のところ「痛み」と同じものです。一体なぜ人々は痛みと同じものであるはずの「辛み」を愛しているのかについて、科学系メディアのLive Scienceがまとめています。続きを読む……
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近くにコンビニやファストフード店しかない「食の沼地」に住むとがんで死ぬ確率が77%も高くなる

身近なお店で食材を調達できるかどうかは暮らしやすさを考える上で重要なポイントで、特に生鮮食品が買えるスーパーなどがほとんどないという問題を抱える地域は「食の砂漠(フードデザート)」と呼ばれています。こうした問題に加え、不健康な食事を提供する店ばかりが軒を連ねる「食の沼地(フードスワンプ)」に住む人は、肥満との関係が深いがんでの死亡率が非常に高いことが確かめられました。続きを読む……
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コーヒーを朝飲むことは他のカフェインでは得られないブースト効果をもたらす

コーヒーはどちらかといえば健康にいい飲み物であることがさまざまな研究により示されています。新たにポルトガルの研究者らにより、コーヒーは他のカフェインとは異なり、注意力・作業記憶・目標に向けた行動力を向上させる機能があることが示されました。続きを読む……
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プラスチックのまな板を使うと「年間7000万個以上のマイクロプラスチック」にさらされる可能性があるとの研究結果

まな板は毎日の料理に欠かせない道具で、特に軽くて使いやすいプラスチック製のまな板は広く普及しています。しかし、プラスチックでできたまな板で食べ物を切ると、大量のプラスチック粒子が発生してしまう可能性があることが、新しい研究により判明しました。続きを読む……
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集団鉛中毒の原因が「色の悪いウコンを隠すため40年間ターメリックに混入され続けていた化学物質」だと科学者が突き止めるまでの物語

鉛の過剰摂取が原因で発症する鉛中毒は神経系や心血管系に深刻な障害を引き起こし、最悪の場合は死に至る危険な中毒です。南アジアのバングラデシュで発生した集団鉛中毒の原因が、世界中で広く使われているスパイス「ターメリック」に混入された化学物質だったことを科学者が突き止めるまでの物語が、スタンフォード大学の医療系マガジンであるStanford Medicineで公開されています。続きを読む……
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自分へのご褒美として「不健康な食事」を取ると脳の認知機能に影響が出るとの研究結果

健康のために普段の食生活に気を配っていても、たまには家族や友人と豪勢な食事に舌鼓を打ったり、週末のレジャーに出かけた先で外食を楽しんだりするという人は多いはず。せっかく健康的な食事をしていても、週末などに一時的に食事の質が落ちると認知機能に影響が出てしまう可能性があることが、ラットでの実験で判明しました。続きを読む……
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肥満の人は「もう十分食べた」というシグナルに脳が反応する能力が損なわれ減量後も回復しないことが明らかに

肥満の人は1日に必要な摂取カロリーをオーバーした量を食べてしまう傾向がみられるほか、減量した後も体重を保つことができずリバウンドしやすいと指摘されています。イェール大学やハーバード大学の研究チームが発表した新たな論文では、「肥満の人の脳は『もう栄養素を十分とった』という胃腸のシグナルに反応しなくなっており、減量後もその能力は回復しない」ということが示されました。続きを読む……
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エナジードリンクによく含まれる「タウリン」が老化を遅らせる可能性

栄養ドリンクやエナジードリンクに含まれており、疲労回復の効果があるとされるアミノ酸「タウリン」が老化を遅らせる可能性があることが分かりました。続きを読む……
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収穫量が最大3倍に増える可能性を秘めた「熱帯小麦」をブラジルが開発する、小麦の自給自足を達成して世界有数の輸出国になる可能性も

ブラジルは世界有数の農業大国であり、穀物を含むさまざまな農産物の輸出国でもありますが、国内の生産量がそれほど多くない小麦に関しては輸入に頼っています。そんな中、ブラジルが40年にわたる研究で開発した「熱帯小麦」が、ブラジルを一気に世界有数の小麦輸出国に押し上げる可能性を秘めていると注目されています。続きを読む……
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なぜニンニクは好んで使われるのに「ニンニクくさい息」は嫌われるのか?

ニンニクはさまざまな料理のトッピングや風味付けのほか、ホイル焼きや丸揚げでもおいしく食べられるため、かなり熱心なファンもいるほど人気の食材です。しかし、好んで使われる一方で、一部のニンニク料理の匂いや、ニンニクを食べたあとの口臭は嫌われることが多々あります。なぜニンニク臭に嫌な感じがあるのかというメカニズムを、オハイオ州立大学の食品科学技術学部のシェリル・バリンジャー教授が解説しています。続きを読…
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「西洋型の食生活」がアルツハイマー病のリスクになるとの研究結果、認知症の予防に重要な食べ物やサプリも判明

記事作成時点で約2500万人いる認知症患者は年々増加しており、2050年までに少なくとも1億1540万人に達すると推測されていますが、最も一般的な種類の認知症であるアルツハイマー病の正確な原因は不明で、有効な治療法もありません。そんなアルツハイマー病の発症リスクに、糖分や脂質が多くなりがちな食生活が関連している可能性があると、中国の研究者らが発表しました。続きを読む……
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ワインの異臭を防ぐために「金」が有効であることが判明

ワインを作る工程では、ワインに異臭が生じないように細心の注意が払われます。新たに、オーストラリアワイン研究所の研究チームによって「金ナノ粒子を用いて異臭の原因となる物質を除去する技術」が開発されました。続きを読む……
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