ブロッコリーに含まれるがん予防成分「スルフォラファン」は脳卒中も防ぐとの研究結果

ブロッコリーやカリフラワー、ブロッコリースプラウトなどアブラナ科の野菜には「スルフォラファン」と呼ばれる化合物が含まれています。このスルフォラファンは、がんの予防やコレステロールの低下などの効果があると考えられているのですが、オーストラリアのシドニー大学の研究チームが新たに脳卒中の予防にも役立つ可能性があるとの研究結果を発表しました。続きを読む……
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ハインツのトマトケチャップのフタに隠された秘密とは?

トマトケチャップなどの調味料メーカーであるハインツは、持続可能な社会の実現に向けて、2023年11月から自社のトマトケチャップ製品に完全にリサイクル可能なキャップを導入しています。このキャップの構造について、産業用CTスキャナーを手がける企業「Lumafield」が解説しています。続きを読む……
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たばこ会社がアメリカでジャンクフードを普及させたとの指摘

アメリカではジャンクフードと呼ばれる、脂肪や塩分などが組み合わさった嗜好(しこう)性の高い食品が人気です。アメリカ・カンザス大学の研究で、1980年代にアメリカのたばこ会社が所有する食品ブランドがジャンクフードを消費者に広めたことが指摘されています。続きを読む……
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がんや老化の原因「フリーラジカル」は少量なら健康にいいと専門家、抗酸化物質とフリーラジカルの適度なバランスとは?

ビタミンCやビタミンE、ブドウに含まれるポリフェノールなどに代表される「抗酸化物質」は、老化やがんの原因のひとつであるフリーラジカルに対抗し、体を酸化ストレスから守ってくれるため、摂取量が多ければ多いほど健康にいいように思えます。しかし、専門家は少量のフリーラジカルが有益な役割を果たしていると指摘して、抗酸化物質の過剰摂取に警鐘を鳴らしています。続きを読む……
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水を沸かすだけで飲料水中のマイクロプラスチックを90%減らせるようになることが研究で判明、ただし軟水では効果が低いかも

中国には、水を沸かして「白湯(さゆ)」にして飲む習慣があり、これには体を温めたり飲料水を殺菌したりする効果があります。中国の研究チームが実施した新しい研究により、水を沸騰させることにはマイクロプラスチックを効果的にろ過できるようにするメリットもあることが示されました。続きを読む……
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サプリメントには本当にメリットがあるのか?

仕事や課題に忙殺されて満足に食事を取れなかったり、片手間で作れるインスタント食品で空腹を満たしたりして、栄養不足はサプリメントで補っているという人は多いはず。こうしたサプリメントは本当にメリットがあるのか、費用対効果はいかほどなのかといった気になる疑問点について、ジョンズ・ホプキンス大学の栄養専門家が解説しました。続きを読む……
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断酒するとわずか2~3週間で肝臓の健康状態が改善してがんや脳卒中のリスクも減る

お酒に含まれるアルコールは人の気持ちをリラックスさせたり高揚させたりして、気持ちのいい「酔っ払った状態」をもたらしますが、長期間にわたってお酒を飲み過ぎるとアルコールを分解する肝臓に多大な負担がかかります。イギリス・プリマス大学の肝臓専門医であるアシュウィン・ダンダ氏が、「アルコールを断つと肝臓にどのようなメリットがあるのか?」について解説しています。続きを読む……
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乳糖不耐症の人が牛乳を飲むと2型糖尿病のリスクが30%も低下することが判明、消化されない乳糖が善玉菌のごはんになっているのかもと専門家

牛乳を飲む人の健康と遺伝子に着目した研究により、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が作られない遺伝子変異を持つ人は、牛乳を飲むと2型糖尿病のリスクが低下することがわかりました。専門家は、分解されずに腸に残った乳糖が腸内細菌の栄養源となり、これによって腸内細菌のバランスが変化したことで、生活習慣病のリスクに肯定的な影響が出たのではないかとしています。続きを読む……
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ピザやハンバーガーなどのジャンクフードをよく食べる生活がアルツハイマー病の発症リスクと関連しているという研究結果

認知症の60~70%を占めるアルツハイマー病を予防・治療する上では、発症リスクに関わる要因を理解することが非常に重要です。オーストラリアの研究チームが行った新たな研究では、「ハンバーガーやピザ、ソーセージ」などの加工食品をよく食べることがアルツハイマー病の発症リスクと関連していることが明らかになりました。続きを読む……
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植物ベースの食事が「ヴィーガン」「植物由来」とラベル付けされていると人は食べる気を失ってしまうことが判明

近年は植物ベースの食事が地球環境にいいことを示す研究結果が多数報告されており、まるで本物の肉のような植物由来の人工肉も登場しているため、レストランやスーパーで「植物由来」のメニューを見つけることも多いはず。しかし、7000人以上を対象にした実験からは、肉や乳製品の代替となる食品に「ヴィーガン」「植物由来」とラベル付けしてしまうと、人はその食品を選ばない可能性が高まることが判明しました。続きを読む….
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カフェイン断ちをするとどんなメリットがあるのか?

コーヒーやお茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは世界で最も広く使われている精神活性化合物です。成人はカフェイン摂取量を1日あたり400mg以下(コーヒー約4杯以下)に抑えることが推奨されており、摂取量が多すぎると筋肉の震えや吐き気、頭痛、心拍数の増加などが引き起こされる可能性があるとのこと。近年ではカフェインの悪影響を懸念して「カフェイン断ち」をする人も増えていますが、実際にカフェイン断…
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健康的な睡眠のために最適な食事とは?避けるべき食習慣は?

「寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなる」など、寝る前に摂取するものが睡眠に影響を与えることは広く知られていますが、同様に、近年では1日の食事パターンが睡眠の質に影響を与える可能性についての研究が進んでいます。ミシガン大学の栄養疫学者であるエリカ・ヤンセン氏が、健康的な睡眠に最適な食事について解説しています。続きを読む……
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「コーヒーをいれる時は豆をひく前に水でぬらす方がいい」と研究で裏付けられる

コーヒー好きの人は自宅でおいしいコーヒーを入れるためにさまざまな創意工夫を編み出しており、中には「コーヒー豆をひく前にほんの少しぬらす」というテクニックもあります。アメリカ・オレゴン大学の研究チームが行った研究では、実際にコーヒー豆をぬらすとひいた時に発生する静電気が抑えられ、より効率的にコーヒーを抽出できることが示されました。続きを読む……
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ベジタリアンや植物ベースの食事をとる人は新型コロナを発症するリスクが低いという研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2023年5月に季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に移行しましたが、発症すると高熱や喉の痛み、せきなどの症状が出ることは以前と変わらないため、可能であればかかりたくないものです。新たに、「ベジタリアンや植物ベースの食事をとる人は、COVID-19を発症するリスクが低い」という研究結果が報告されました。続きを読む……
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「食後のインスリン急上昇は悪」という常識を覆す論文が発表される、インスリンの反応が高い人は糖尿病リスクが低いとの研究結果

食事の後に血糖値が上昇すると、糖分を脂肪などに取り込む作用を持つホルモンであるインスリンが分泌されて血糖値が一定に保たれますが、その働きが過剰になると肥満を招いてしまうともいわれています。こうした食後のインスリンレベルの上昇が健康に悪いという概念を覆し、健康の指標となる可能性があるとの研究結果が報告されました。続きを読む……
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