100万人以上の研究データで「お茶を飲む人は2型糖尿病リスクが低い」ことが判明、1日に何杯飲むとリスクが低くなるのか?

日本を含む世界8カ国に住む100万人以上のデータを分析した研究により、紅茶・緑茶・ウーロン茶をよく飲む人は2型糖尿病を発症する危険性が低減されることが分かりました。この研究結果は、スウェーデンのストックホルムで2022年9月19日から23日まで開催されていた第58回欧州糖尿病学会で発表されました。続きを読む……
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胎児が母親が食べたものの味に反応して笑ったり泣いたりしていることが判明

妊娠中の女性の喫煙や飲酒が胎児に影響を与えることはよく知られています。さらに、新たに行われた胎児の表情が分かる高精度な超音波スキャンを用いた研究により、胎児は母親が食べた食品の味に反応していることが直接確かめられました。このことから、妊娠中の母親の食事が生まれた後の赤ちゃんの食わず嫌いを予防するカギを握っている可能性が示されています。続きを読む……
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コーヒーを1日2~3杯飲むと寿命が延びる、カフェインレスでもOK

コーヒーには「ダイエットに効果的」「ガンの予防につながる」といった健康に役立つ効果があることが研究によって明らかになっています。新たに、オーストラリアの研究チームによって「コーヒーを飲むと寿命が延びる」という研究結果が示されました。続きを読む……
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「朝食はたっぷり夕食は少なめ」の食事にしても消費カロリーに変化はない、それでも専門家がこの食事スタイルを推奨する理由とは?

健康やダイエットへの関心が高い人の中には、「1日の早い時間にカロリーを多く摂取し、夜の摂取カロリーは少なめにすると体重が減る」という話を聞いたことがある人も多いはず。被験者の食事を徹底的に管理した新しい研究の結果により、この食事法には消費カロリーを増やす効果がほとんどないことが判明しました。その一方で、ダイエットにつながる可能性がある重要なメリットも分かってきたと専門家が報告しています。続きを読む…
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「ガスコンロは体に悪い」は本当か?

オール電化の普及に伴い、近年は電熱ヒーターで料理をする電気コンロや熱くならないIHクッキングヒーターなどが台所に普及していますが、ガスを燃焼させるガスコンロも火力にこだわる人から根強く支持されています。そんなガスコンロの健康への影響について、空気汚染と住環境の専門家が論じました。続きを読む……
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太ってしまう意外な原因「塩分」と「水分」について専門家が解説

肥満の原因としてよく言われるのは、糖分や炭水化物、脂肪の摂り過ぎや運動不足です。しかし、太りすぎが増加している意外な原因は、西洋型の食生活に潜む「過剰な塩分」と「水分不足」にあると、肥満の専門家が提唱しました。続きを読む……
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マジックマッシュルームはアルコール依存症の治療に役立つ可能性があると示される

マジックマッシュルームと称される一部のキノコは、シロシビンという幻覚作用を引き起こす物質を含んでおり、摂取することで幻覚や神秘体験を得られることが知られています。そんなシロシビンは近年、うつ病や頭痛などの治療に有効な可能性があるとして注目されており、新たな研究では「シロシビンがアルコール依存症(アルコール使用障害)の治療に役立つ可能性がある」と示されました。続きを読む……
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太陽光でチリペッパーをローストして二酸化炭素を抑える実験が公開される、車1700台分の年間排出量を削減可能に

アメリカ南西部に位置するニューメキシコ州では、グリーンチリという青唐辛子を焙煎したものが代表的な郷土料理に使われています。グリーンチリの調理のためには、チリペッパーを焙煎(ばいせん)して風味を強めつつ皮を取り除きやすくする工程が必要ですが、この工程は環境に優しくないため、チリ農場で育ったエンジニアが太陽光でチリを焙煎する「環境に優しいグリーンチリの調理方法」の実験を公開し、実験結果がエネルギーの持…
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1日の塩分摂取量をわずか「1g」減らすだけで脳卒中や心臓発作のリスクを軽減し数百万人の命を救うことができる

食事をおいしくするために「塩」は欠かせない調味料ですが、塩分の摂り過ぎは体に悪いことも知られています。世界的に見ても食塩摂取量が多いことが報告されている中国の研究では、「1日の塩分摂取量をわずか1g減らすだけで虚血性心疾患や脳卒中のリスクを大幅に減らすことができ、2030年までに900万件の症例を防ぐことが可能」という結果が報告されました。続きを読む……
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コーヒーを飲むと長生きできるという通説は本当なのか?

コーヒーに含まれるカフェインまたはその他の化合物が長寿に関連している可能性を示唆する調査結果など、コーヒーは良好な健康状態につながるという話が数多く登場しています。このようなコーヒーと健康との関連性、特に長寿に関わる話は果たして本当のことなのか、科学系ニュースメディア・Live Scienceのマーティン・マクギガン氏が解説しています。続きを読む……
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食品や飲料はますます甘くなっている、特に飲料から摂取する人工甘味料はわずか十数年で36%も増加

多くの人々は甘いお菓子やドリンクを好んで飲食していますが、近年は砂糖の過剰摂取による健康問題が懸念されています。そこでオーストラリア・ディーキン大学の研究チームが、2007年~2019年に販売された飲食物に含まれる砂糖や人工甘味料の量を調べたところ、「世界中で販売される食品や飲料はますます甘くなっている」ことが明らかになりました。続きを読む……
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最高の気候変動対策は「植物由来の肉」とのレポート、投資効率はなんとゼロエミッション車の11倍

「気候変動対策への投資」と言うと、ソーラーパネルや風力発電といった再生可能エネルギーの開発に関する技術や、二酸化炭素を排出しない核融合発電などの最先端技術を思い浮かべる人は多いはず。新たに発表された調査報告により、動物由来の素材を使わずに生産された代替肉への投資が、他の分野のテクノロジーへの投資に比べて圧倒的に効果的であることが示されました。続きを読む……
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日光に当たると男性は食欲が増すが女性はそうならないという研究結果

紫外線B波(UVB)は炎症やシミ、ソバカス、皮膚がんの原因として知られていますが、男性は皮膚にUVBを浴びると食物探索行動や食物摂取が誘発され、女性には同様の行動誘発がないことが、テルアビブ大学の研究チームにより示されました。続きを読む……
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高脂肪の食事を食べ続けるとアルツハイマー病・うつ病・不安が悪化する可能性

脂肪や砂糖が多量に含まれているジャンクフードや超加工食品については、肥満や糖尿病など健康面の問題を引き起こすだけでなく、精神面にも悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。新たな研究では、マウスに30週間にわたって高脂肪の食事を与え続けると、アルツハイマー病・うつ病・不安の症状が悪化することが判明しました。続きを読む……
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気候変動によって「ワインの味」が変わりつつある、ワイン生産者や科学者はどうやって変化に立ち向かっているのか?

近年では気候変動が人々の生活や農業など幅広い分野に影響を及ぼしていることが知られています。世界中の人々に親しまれている「ワイン」の味も気候変動の影響で変化しつつあるとのことで、海外メディアのArs Technicaがワイン専門の科学者や生産者を取材したレポートを公開しました。続きを読む……
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