数百万匹もの実験動物が「いなかったこと」にされている

医学研究の現場ではマウスをはじめとする多くの実験動物が使用されていますが、動物愛護団体は「動物実験は非倫理的だ」と非難する声を上げています。そんな中、オランダの研究チームが、「生物医学実験で使用される動物の多くが発表された論文の中で言及されていない」との研究結果を報告しました。続きを読む……
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タコが吸盤で「獲物を味見する」メカニズムが解明される

過去の研究により、「タコの8本足には脳とは独立して足を制御する神経の集まりがある」ことや、触れたものの「味」を確かめる能力を有していることが判明しています。新たな研究により、タコが吸盤で対象の味を確かめるメカニズムが解明されました。続きを読む……
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人間だけでなく吸血コウモリも「病気になると社会的距離を保つ」ことが判明

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大を抑えるために、各国では「社会的距離を保つ」ための政策が推進されました。病気になった際に社会的距離を保つのは人間だけではなく、さまざまなウイルスを媒介することで知られるコウモリも、病気になると社会的距離を保つことが研究によって判明しました。続きを読む……
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翼幅が最大6メートルという「空を飛ぶことが可能な限界サイズの鳥」に関する研究結果が発表される

約5000年前の南極大陸には、翼の幅が最大で約6メートルと、既知の飛ぶ鳥の中では最大級の体格を誇る鳥が生息していたことを示す研究結果が発表されました。続きを読む……
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コウモリが病気にならずに多数のウイルスを媒介するメカニズムとは?

コウモリはエボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスや重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こすSARS-CoV、中東呼吸器症候群(MERS)を引き起こすMERS-CoVなどを媒介することがわかっており、2020年を通して流行し続けている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こすSARS-CoV-2もコウモリ由来のウイルスだと考えられています。コウモリがさまざまなウイルスを媒介しながら…
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サルの研究で判明した「男女の友情」のメリットとは?

アフリカのサバンナや山林に生息する霊長類・ヒヒの群れを35年間にわたり観察した結果から、「メスのヒヒと強い友情を育むオスのヒヒは寿命が長い」ことが判明したとの論文が発表されました。人間と同様に、複雑な階級社会を持つヒヒについての研究により、人間が進化してきた中で社会的な絆がどのような役割を果たしてきたのかについての理解が進むと期待されています。続きを読む……
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新たなナスカの地上絵が見つかる、幼稚園児が描いたネコのようだと話題に

ペルーのナスカ平原にある「ナスカの地上絵」は、紀元前2世紀~8世紀頃に栄えたナスカ文化の人々が描いたものとされています。そんなナスカの地上絵として、新しく巨大なネコのような絵が見つかったと報道されています。続きを読む……
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南北アメリカ大陸がつながった後に南アメリカの哺乳類だけが北アメリカで繁栄できなかった理由とは?

約300万年前、南北アメリカ大陸を結ぶパナマ地峡が形成されたことで、北アメリカの動物が南アメリカへ、南アメリカの動物が北アメリカへと移動するアメリカ大陸間大交差が発生しました。この際、「北アメリカの哺乳類は南アメリカで繁栄した一方、南アメリカの哺乳類が北アメリカで繁栄しなかった」という事態が発生しており、国際的な研究チームがその謎に迫る論文を発表しています。続きを読む……
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犬の鼻が湿っているのは「狩りに役立てるため」かもしれない

人間よりもはるかに嗅覚が優れた犬にとって、鼻は非常に重要な器官であり、鼻の湿り具合は健康状態を示すバロメーターといわれています。そんな犬の鼻が常に湿っているのは「狩りの獲物が発する微弱な熱を探知するため」という仮説を裏付ける実験結果が発表されています。続きを読む……
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ネコに好かれるコツは「ゆっくりまばたきすること」だと研究者が実証

「かわいいネコと仲良くなりたい」と思う人は多いはずですが、ネコはイヌと比較すると人間になつきにくいイメージがあります。ポーツマス大学とサセックス大学の心理学者のチームは、「ゆっくりまばたきする」という行為に、初対面のネコと仲良くなれる効果があると実証しました。続きを読む……
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イヌは「相手の顔」をあまり気にしないことが判明

人間の脳は誰かの「顔」に強く反応することが知られており、他人の顔を高い精度で識別したり、表情を介したコミュニケーションを取ったりすることが得意です。ところが、全ての動物が相手の顔に興味があるわけではないようで、ハンガリーとメキシコの研究チームが行った実験から、「イヌは人間ほど『顔』に対する関心が高くない」ことが判明しました。続きを読む……
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地球外生命体の存在が期待できる太陽系内の天体4選

2020年9月、地球の微生物が生み出すものと同様のホスフィンガスが金星で発見され、「地球外生命体探査史上、最大の進展」と評されました。地球外生命体の存在が、にわかに現実味を帯びることとなった新発見に接したイギリス・バーミンガム大学の宇宙科学者ガレス・ドリアン氏が、生命が存在する可能性が高い太陽系内の天体を4つ挙げて、その理由を解説しました。続きを読む……
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人間と動物を掛け合わせたキメラの研究は「大多数から支持されている」という調査結果

人間と、人間ではない動物を組み合わせた新たな生物「キメラ」を作る実験は、倫理的な観点から「実施されるべきではない」という主張が根強く存在します。しかし、ミネソタ大学によって行われた調査により「キメラ研究の実施は大多数の人々に支持されている」という結果が明らかになりました。続きを読む……
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ネコと犬では新型コロナウイルスに対する反応がさまざま異なるという研究結果

世界全体の死者数が100万人を突破した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が「犬とネコ」に与える影響について、コロラド州立大学獣医学部の研究チームが、「ペットの犬とネコは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染しても見てわかるほどの症状は出ない」という研究結果を新たに報告しました。ただし、ウイルスに対する免疫反応などさまざまな点について、犬とネコは大きく異なることも明らかになってい…
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