寿命の短い動物は長い動物よりも早く脳が発達するという説は間違っていて「同じスピード」で発達していることが示される

成体になるまで数年かかるサルに対して、マウスは数カ月で成体になるため、成長が早く脳の発達速度も早いように思えますが、実はその考え方は間違いであることがわかりました。続きを読む……
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大型犬の寿命を延ばすと期待される犬用老化防止薬「LOY-001」がアメリカ食品医薬品局の承認に向け一歩前進

一般的にほ乳類は体が大きければ大きいほど長生きですが、犬にはこの法則が当てはまらず、チワワなどの小型犬よりもグレート・デーンなどの大型犬の方が平均寿命が短い傾向があります。そんな大型犬の寿命を延ばすためにバイオテクノロジー企業・Loyalが開発した犬用の老化防止薬「LOY-001」が、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認に向けて前進していると報じられています。続きを読む……
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「レーザーポインターはネコの精神衛生に悪影響をおよぼすのか?」を専門家が解説

ネコのおもちゃとしてレーザーポインターは普及しており、ソーシャルメディアなどでもネコがレーザーポインターを必死に追いかける動画は頻繁に見かけます。このレーザーポインターを使った遊びがネコの精神衛生に悪影響をおよぼすのか否かについて、専門家が解説しています。続きを読む……
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猫を飼うと統合失調症のリスクが2倍になるという研究結果

統合失調症は幻覚や妄想、支離滅裂な思考や行動といった症状が現れる精神障害のひとつです。猫を飼育することと統合失調症の発症についての関連を調査した新たな研究で、「猫を飼うと統合失調症のリスクが2倍になる」という結果が示されました。続きを読む……
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「ネアンデルタール人から受け継いだDNA」が現代人の痛みの感受性に影響を及ぼしているという研究結果

現代の地球に生息する唯一の人類であるホモ・サピエンスは、すでに絶滅したネアンデルタール人をはじめとするヒト属と交配していたことがわかっており、現代人の遺伝子にもネアンデルタール人などから受け継いだ遺伝子が混ざっています。生物学の学術誌であるCommunications Biologyに掲載された論文では、「現代人がネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が、痛みの感受性に影響を及ぼしている」という研…
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イルカはエサが豊富なほど社交的になるという研究結果

イルカはとても賢い動物であり、群れの中でコミュニケーションを取って社会的な関係を築いています。そんなイルカは「エサが多い時期」になるとより社交的になることが、スコットランド・アバディーン大学の研究で明らかになりました。続きを読む……
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人の体に生息する微生物は本人が死んだ後も死体を分解して生き続ける

人間の体に生息する微生物は、本体が死ぬとそのまま死んでしまうと思われがちですが、実際には本体が死んだ後も微生物は生き続けます。そんな体内の微生物が死体の分解において果たす重要な役割について、アメリカのテネシー大学で環境微生物学教授を務めるジェニファー・デ・ブルイン氏が解説しています。続きを読む……
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「カゲロウ」はなんと頭の中まで卵がぎっしり、専門家が語るたった5分の寿命で繁殖するカゲロウの驚くべき戦略とは?

生き物の中には、1万年以上もの歳月を生きる動物がいる一方で、ごく短い間に一生を終える生き物もいます。寿命が短い動物の代表格であるカゲロウの中には、羽化してから寿命を迎えるまでのわずか数分間で可能な限り繁殖するための驚くべき生態を備えているものがいると、専門家が話しました。続きを読む……
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土星の衛星エンケラドゥスには生命の構成要素がそろっていると科学者が提唱

土星の衛星であるエンケラドゥスでは、生命にとって重要な水、有機化合物、水素などが存在することが判明しており、地球外生命体が存在する可能性を持つ星として有望視されています。新しい研究により、エンケラドゥスには生命の生息に適した環境が備わっている可能性があることがわかりました。続きを読む……
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ネコを太らせると体にどのような変化を引き起こしてしまうのか?

ネコは空腹からおう吐することがあるため、置きエサをしたり頻繁にエサを与えたりしてしまい、気がついたらネコがでっぷり太っていたという経験がある人もいるはず。新たにアメリカのイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームは、「ネコにエサを与えすぎると単に肥満になるだけでなく、食物の消化率や腸内細菌叢(そう)にも変化が現れる」という研究結果を発表しました。続きを読む……
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猫は276種もの多様な表情を持っていることが猫カフェで暮らす猫を観察した研究で判明

猫は世界中の人々にペットとして愛されており、たまに猫が見せるキュートな表情に夢中だという人も多いはず。アメリカ・ロサンゼルスの猫カフェで暮らす53匹の猫を観察した新たな研究で、猫には実に276種類もの表情が存在していることが判明しました。続きを読む……
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注射や点滴の生産は「カブトガニの生き血」に頼りっぱなし、代替品となる新試薬登場の兆しも

新型コロナウイルスワクチンなどの予防接種は多くの人々の命を救いましたが、こうした注射薬や点滴は、生きたまま血を抜き取られるカブトガニの犠牲の上に成り立っています。自然活動家の懸念の種にもなっているこの状況に訪れつつある変化について、専門家が解説しました。続きを読む……
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たった1頭のオオカミが森をよみがえらせる「救世主」となった事例が報告される

アメリカとカナダの国境に位置するスペリオル湖には、豊かな生物多様性で知られるアイル・ロイヤル(ロイヤル島)という島がありますが、病気や近親交配などで島に生息するオオカミが激減し、島全体の生態系も崩壊の危機に瀕していました。しかし、冬の間だけできる氷の橋を渡って島に入った1頭のオスのオオカミにより森に「遺伝的救済」がもたらされた事例が、科学誌のScience Advancesで報告されました。続きを…
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シャチはイルカの子どもをなぶり殺しにする「遊び」をしている、狩りの練習や子どもを失った母シャチの気晴らしかもと専門家

シャチはホオジロザメでさえ恐れる海のハンターで、時には遊びで人間のボートを破壊して遭難の危機に陥らせることもあります。そんなシャチには、遊びを目的にネズミイルカを攻撃し、場合によっては死に至らせてしまう習性があることが、長年の観察データの分析により判明しました。続きを読む……
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メスのカエルは望まない交尾を避けるために「死んだふり」をするという研究結果

ヨーロッパに広く分布するヨーロッパアカガエルは繁殖期になると池に数十匹が集まり、1匹のメスを巡って複数のオスが激しい争いを繰り広げます。これまで科学者らは、メスのヨーロッパアカガエルがオスによる交尾の要求を拒否することはないと考えていましたが、新たな研究でメスは「死んだふり」などの戦術を使って望まない交尾を避けることが判明しました。続きを読む……
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