絶滅危惧種の鳥のひなを「フェイクニュース」で捕食者から救うことに成功

うそや偽の情報で人を惑わすフェイクニュースを使うことで、「都市を停電に追い込むテロが実行可能」と指摘されるなど、フェイクニュースには危険な側面があると警鐘が鳴らされています。そんなフェイクニュースを武器にして、人間が持ち込んだ捕食者から絶滅危惧種の鳥類を救う試みを科学者がスタートさせました。続きを読む……
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動物園のミーアキャットは都市封鎖が解除されて再び客が訪れた時に「喜んだ」可能性がある

世界動物園水族館協会によると、世界中の動物園や水族館には年間で7億人もの人々が訪れているそうですが、2020年の新型コロナウイルスのパンデミックに伴う都市封鎖の影響で、動物園や水族館は閉園を余儀なくされました。都市封鎖が解除されて動物園が再開される前後のミーアキャットの行動を観察した研究者らが、「ミーアキャットは動物園の客が訪れた時にポジティブな相互作用が増えた」との研究結果を科学誌のApplie…
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眼球に「毛」がもっさり生えた鹿が見つかる

アメリカ・テネシー州で眼球の虹彩部分に毛が生えたオジロジカが見つかりました。野生の鹿の保護を専門とするNational Deer Association(アメリカ鹿協会)は、「歴史上最も奇妙な病気の1つ」と位置づけています。続きを読む……
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抗生物質に耐えるため10世代かけて「変形」するバクテリアが見つかる、抗生物質がなくなると元の姿に再度変形

ペニシリンに代表される抗生物質は、人類の医療に革命をもたらし多くの人命を救いましたが、細菌の中に抗生物質に耐性を持つ薬剤耐性菌、通称「スーパーバグ」が現れており、医療現場で深刻な問題となっています。細菌が抗生物質への耐性を獲得するメカニズムについての実験により、「体を変形させて抗生物質に耐える細菌」の存在が確認されました。続きを読む……
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世界初の「ふ化前の卵を抱く恐竜の化石」が見つかる

卵を温めているように、ふ化前の卵の上にしゃがみ込んだまま死亡した恐竜の化石が中国で発見されました。卵の中に胚が残っている状態でこのような化石が発見されたのは、世界初です。続きを読む……
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タコは足だけで光を感知することができると判明

タコは非常に高度な知能を有していることが知られており、特にその足は「それぞれが独立したCPUを持つ分散型ネットワーク」だという研究結果もあるほど、非常に発達したものだということが判明しています。そんなタコの足について、イスラエルのルッピンアカデミックセンターのタル・ショムラット氏らが「タコは足だけで光を感知することができる」との研究結果を新たに発表し、タコの足が特殊な感知能力をも有していることを示…
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585匹ものネコやイヌなどの動物が埋葬された2000年前の「ペットのお墓」が発見される

日本の縄文時代の遺跡から埋葬されたイヌが発見されたり、フランスで2000年前に埋葬された「首輪に小さなベルを付けたイヌ」が発見されたりと、人間が古くから動物を飼育していた証拠が多く見つかっています。エジプトの東端に位置するベレニケでは新たに、585匹に及ぶ動物が埋葬された約2000年前の「ペットのお墓」が発見されました。続きを読む……
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人の腸から発見された14万種のウイルスのうち半数は未確認の新種であることが判明

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって数多くのウイルス研究が行われることになり、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への理解も当初に比べて深まりました。しかし、新種のウイルスは外界だけでなく人の体の中にも存在することが新たな研究で判明。研究者が人間の腸内に存在するウイルスを調べたところ、発見された14万種のウイルスのうち、半数以上が未確認の新種だったとのことです。…
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タコには痛覚が存在する&痛みを嫌う感情も存在することが判明

近年、数多くの動物の「意識」に関する研究が行われており、ロブスターを生きたままゆでる方法が禁止されるなど、無脊椎動物にも痛覚がある可能性が指摘されています。新たに、サンフランシスコ州立大学で生物学を研究するロビン・クローク氏によって「タコにも痛覚があり、痛みを嫌う傾向がある」ことが判明しました。続きを読む……
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気候変動が新型コロナウイルスのパンデミックを引き起こした可能性がある

「気候変動が引き起こす災害で年間2000万人が家を失って難民化している」と報告されるなど、気候変動は人々の生活に深刻な影響を与えています。ケンブリッジ大学とハワイ大学の研究チームが発表した新たな論文では、「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のパンデミックは気候変動が原因だった可能性がある」と示されました。続きを読む……
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新型コロナワクチンがオランウータンとボノボに投与される、人間以外の霊長類としては世界初

各国で人を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種が進められる中、アメリカのサンディエゴ動物園では3頭のオランウータンと5頭のボノボに対し、人間以外の霊長類として初めて新型コロナウイルスワクチンが投与されました。続きを読む……
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世界最大の光る脊椎動物は「発光する深海サメ」だと判明、巨大なサメがわざわざ光る理由とは?

エサとなる魚をおびき寄せるために頭部の突起を光らせるチョウチンアンコウなど、海の生き物はしばしば生物発光により体から光を発することが知られています。ニュージーランド沖で見つかった深海性のサメの研究により、生物発光を行う脊椎動物としては最大の種が特定されました。続きを読む……
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トマトの「助けを求める叫び」を黙らせる害虫の秘けつは「唾液」にあると判明

植物には目も口も手足もありませんが、外敵に襲われた時に周囲へ助けを求めたり危機を知らせたりする手段を持っている種が多くあります。ペンシルベニア州立大学の研究チームが、トマトの防御反応である「助けを求める叫び」を無効化しながら害虫が葉を食べ続けられる秘密が「害虫の唾液」にあるという実験結果を報告しました。続きを読む……
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ネコは犬と違って「飼い主に不親切な人」を避けないことが明らかに

「犬は愛情深くて飼い主に忠実であるのに対して、ネコは飼い主に無関心」といった古い固定概念がありますが、ネコを飼っている人はこの考えに同意しないはずです。実際、ネコに関する従来の研究ではネコと人間が絆を形成することが示唆されてきましたが、最新の研究では「ネコは飼い主に対して不親切な行動をとる人をまったく避けない」ことが明らかになっています。続きを読む……
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「牛は乳から黄金を出す」「牛糞で放射線を防ぐ」などのトンデモ学説をインド政府が公的な試験に盛り込み批判殺到

インド政府が、インド国内の大学で学ぶ学生に対して「牛に関する科学的なテスト」の受験を奨励したところ、テスト内容が非科学的であるというツッコミが殺到し、テストの実施が延期されています。続きを読む……
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