野ウサギが掘り起こした石ころが考古学的に貴重な「9000年前の石器」だということが判明、さらに土器のかけらも発見される

イギリスのスコークホルム島で、野生動物保護団体の職員が野生のウサギが巣穴近くで見つけた石が、実は「約9000年前ごろの人類が使っていた石器」だったことが分かりました。続きを読む……
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マウスの脳に埋め込んだワイヤレスデバイスで他の個体と仲良くさせることに成功

アメリカ・ノースウェスタン大学のエンジニアや神経生物学者からなる研究チームが、「脳に埋め込んだワイヤレスデバイス」を用いてマウスの脳に刺激を与え、他の個体との社会的相互作用を増加させることに成功しました。続きを読む……
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ミツバチは「新型コロナウイルスの匂い」を嗅ぎ分けられる、安価な検査手法の開発につながる可能性も

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査においては、ウイルスの遺伝子配列を検出するPCR検査やウイルス特有のタンパク質を検出する抗原検査などが用いられています。新たに、昆虫を用いた生物模倣型テクノロジーを開発するスタートアップ企業・InsectSenseとオランダ・ヴァーヘニンゲン大学の研究チームが、「ミツバチに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の匂いを覚えさせて陽性サンプルを検…
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遺伝子組み換えした数千万匹の蚊を放つ大規模な実験がアメリカで実施へ

感染症を媒介するネッタイシマカの数を減少させるため、「子孫が繁殖しないように」遺伝子組換えされた蚊を放つという実験が、世界各所で行われています。アメリカでは長年、当局による実験許可が下りていなかったのですが、2020年8月に実験の実施が認められ、2021年5月、ついに蚊がアメリカ・フロリダ州で放たれることになりました。続きを読む……
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身体能力が異様に優れたミミズ「ジャンピングワーム」が急速拡大し土地の栄養を枯渇させていっている

土の栄養を急速に枯渇させる「ジャンピングワーム」と呼ばれるミミズの生息地がアメリカで拡大していることが報告されました。ジャンピングワームはその名の通り、触ると激しくもだえて空中に飛び出し、時には尻尾を落として逃げることもあるとのことです。続きを読む……
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なぜ馬のようなサイズのウサギが存在しないのか?

ウサギ目は南極以外のすべての大陸に幅広く分布し、多くの地域で生息が確認できる哺乳類として知られています。しかし、ウサギ目の体重は最大種でも平均5kg程度であり、大陸の環境下で競争相手となり得る他の草食哺乳類に比べるとはるかに小さな種となっています。ウサギが小さな体である理由は、競争相手である他の草食哺乳類による影響であるとの研究が、京都大学の富谷進氏らにより発表されました。続きを読む……
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2000枚のパンツを科学者たちが土の中に埋めている理由とは?

スイスでは科学者や農家、庭師などが揃って土の中に2000枚ものパンツを埋めています。この理由をイギリスの科学誌であるBBC Science Focus Magazineが解説しています。続きを読む……
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「ゴジラシャーク」と呼ばれたサメの化石が新種の生物のものだと判明

2013年にアメリカのニューメキシコ州にあるマンザーノ山脈で、3億年前のサメの歯の化石が見つかりました。この歯は従来のサメの歯とは異なる形状であったため、歯の持ち主であるサメは「ゴジラシャーク」と呼ばれてきました。新たに、このゴジラシャークはこれまで発見されたことのない新種の生物であると発表されています。続きを読む……
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犬は「おしっこに含まれる新型コロナウイルスの匂い」を嗅ぎ分けることができる

犬は非常に優れた嗅覚を持っており、てんかんの発作に伴い発生する匂いやがんの匂いを嗅ぎ分けられることが知られています。アメリカ・ペンシルベニア大学の研究チームが行った新たな実験では、犬が「おしっこに含まれる新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の匂い」を嗅ぎ分けられることが実証されました。続きを読む……
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史上初の「ヒトとサルのキメラ」の細胞が実験室で誕生、細胞分裂して増殖する様子も観察される

サルの胚に人間の幹細胞を注入して「ハイブリッド胚」を作成する実験により、人間とサルの細胞を一緒に成長させて最長で19日間生存させることに初めて成功したとの研究結果が発表されました。人間に最も近い遺伝的近縁種の1つとして知られるカニクイザルと人間の細胞を同時に生育させてその様子を観察することで、将来的には臓器移植用の臓器の製造や医薬品の試験などに応用できるとされていますが、倫理的な課題を指摘する声も…
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「地球上にはこれまで25億頭のティラノサウルスが生息していた」という推測

ティラノサウルスは、約6800万年前から約6600万年前までの中生代白亜紀末期に、北アメリカ大陸を中心に生息していた大型肉食恐竜です。このティラノサウルスの約240万年間における総生息が25億頭以上になるという研究結果を、カリフォルニア大学古生物学博物館の研究チームが報告しています。続きを読む……
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翼竜の長い首はどのように支えられているのか?

キリンやラクダ、アルパカなど、首の長い動物は数多く存在します。今日までに発見された最も首の長い動物群は恐竜であり、竜脚下目のブラキオサウルスなどは首の長さが最大11メートルに達するとされています。空を飛ぶ恐竜、翼竜も例外ではなく、ケツァルコアトルスなどの首の長さはキリンより長かったとされていますが、その構造はどのようなものなのか、イリノイ大学のカリアド・ウィリアムズ氏が解説しています。続きを読む….
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ライオンのあくびには「仲間との結束を強化する」役割があるかもしれない

大きく口を開けて息を吸う「あくび」はある人から別の人にうつることが知られており、過去には「乳幼児は他人からあくびがうつされることがなく、あくびがうつるのは5歳頃から」との研究結果も報告されています。人間だけでなくサルやイヌ、ネコなどの哺乳類やインコをはじめとする鳥類もあくびをすることが知られていますが、新たな研究では「ライオンのあくび」が社会的に重要な役割を果たしている可能性が示されました。続きを…
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「左利きのイヌ」の割合は人間よりはるかに大きいことが約1万8000頭を対象にした研究で判明

人間は一般的に左右どちらかの手が器用な動きや運動能力に優れた「利き手」であり、2020年の研究によると左利きの人間は約10.6%ほどだと報告されています。イギリス・リンカーン大学の研究チームが1万8000頭近くのイヌを対象に調査したところ、「イヌは人間よりも左利きの割合が大きい」ことが判明しました。続きを読む……
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