ゾウの6倍の体重でキリンよりも背が高い哺乳類の化石が発見される

翼の生えたサメの化石や恐竜のお尻の穴の化石など、興味深い化石が多く発見されています。新たにキリンよりも背が高く、体重はアフリカゾウ6頭分に及ぶ哺乳類の化石が中国科学院の研究チームによって発見されました。続きを読む……
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健康な脳でいるための鍵は「ミトコンドリア」か

細胞の重要な構成要素の1つ・ミトコンドリアは、「生体のエネルギー通貨」と呼ばれるアデノシン三リン酸(ATP)を生産する機能を担っています。そのため、ミトコンドリアの損傷や機能不全があると、ATP生産が滞り、脳が正常に動作するためのエネルギーが不足することになります。続きを読む……
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なぜ人間以外の動物は心臓発作になりにくいのか?

心臓への血流が途絶えて心筋細胞に十分な酸素が送られなくなることで起きる心臓発作は、毎年多くの人々の命を奪っています。ところが、人間以外の動物は心臓発作になりにくいことが知られているとのことで、科学系メディアのLive Scienceが「なぜ人間以外の動物は心臓発作になりにくいのか?」という疑問についてまとめています。続きを読む……
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チタン製の義足を装着した世界初の「バイオニックバード」が爆誕

一般的に、ほとんどの鳥類は足を失うと木に留まったりエサをとったりできなくなるため、必然的に短命となってしまいます。ウィーン医科大学の医師たちが、右足を失ったヒゲワシに「チタン製の義足を骨と一体化させる手術」を施したと発表しました。この形成外科手術がヒゲワシに施術されたのは世界で初めてのことです。続きを読む……
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「最も古い記憶」には1年の誤差があるかもしれない

誰しも、自分が小さい頃の「最も古い記憶」を覚えているはず。その記憶が何歳の時のものであるかは個人によって異なりますが、新たな研究により、「最も古い記憶とされるものは、自分が考えているよりも1年昔の出来事かもしれない」という可能性があることがわかりました。続きを読む……
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「宇宙人はいる?」を5人の専門家に聞いてみた結果とは?

宇宙人にまつわる議論の中には、確率論的な観点から「地球が存在する銀河系には少なくとも36種類の知的生命体が存在する」と主張する専門家もいれば、「宇宙広しといえど知的生命体は人類だけ」という説もあります。そこで、学術系サイトのThe Conversationが5人の専門家に「エイリアンは存在するのか?」という質問をぶつけて、その答えをまとめました。続きを読む……
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「人間の進化に遺伝的変異は必要ない」という主張、一体何が人間を進化させているのか?

生物は自然淘汰に踊らされながら、遺伝的変異を積み重ねて進化を続けてきました。しかし、メイン大学の研究チームは「人間の進化は遺伝子ではなく、文化によって推進されている」という主張を展開しています。続きを読む……
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モルモットの脳が作り出した電気信号を人間の聴覚系が識別できることが判明

人間を含む動物の神経細胞は電気信号を用いてさまざまな情報伝達を行っており、これを利用して脳とコンピューターを接続するブレイン・マシン・インタフェースの開発が進められているほか、動物同士の脳を接続するブレイン・ブレイン・インターフェースの研究も行われています。新たに、モルモットの脳が生成した電気信号を人間に送信し、その内容を理解できるのかどうかを調べた実験の結果が、科学誌のScientific Re…
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「クジラの言葉を理解するための研究」では一体何が行われているのか?

マッコウクジラは人間の6倍という大きさの脳を有し、複雑な社会構造を持ち、「コーダ」と呼ばれるクリック音を使ったコミュニケーションと社会活動に多くの時間を費やしています。コーダは最短で10秒、長くて30分以上続くといわれていますが、クリック音を通してクジラたちがどのようなやり取りを行っているのかは、まだ謎に包まれています。そこでCetacean Translation Initiative(CETI…
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カラスは「ゼロの概念」を理解している

5世紀ごろに初めて登場したとされる「ゼロ(0)」の概念は、数学の分野に劇的な変化をもたらしました。ゼロを1つの数として認識できるのは人間をはじめ、アカゲザルやミツバチといった限られた生物のみだとされてきましたが、新たにカラスもゼロの概念を認識している可能性があることが研究により明らかになりました。続きを読む……
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ハリモグラがペニス4本のうち2本しか勃起させないメカニズムが判明

カモノハシやハリモグラといったカモノハシ目の動物は、気温によって体温が変動することや卵で生まれることなど、ほかの哺乳類とは大きく違った生態を持っており、その中でも特に奇妙ものの1つが「オスのハリモグラにはペニスが4つある」という点です。ハリモグラのオスは交尾の際、4本のペニスのうち2本しか勃起させないことが分かっていますが、新たな研究によりそのメカニズムが判明しました。続きを読む……
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「動物にとって近親交配はタブーではない」ことが判明、なぜデメリットの多い近親交配を選ぶのか?

人間の親子や兄弟などの近親者で子どもを作る近親相姦(そうかん)は、ほとんどの社会で非道徳的なタブーとされています。これには、「遺伝的に近い者同士の交配は、遺伝子異常を発生させやすい」という科学的な裏付けもあります。しかし、最近の研究では、「多くの動物は子どもを作る相手を選ぶ際に血のつながりをほとんど考慮しない」ことが分かってきました。厳しい生存競争にさらされている動物たちが、なぜデメリットが多い近…
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寄生細菌に感染させた蚊が感染症の流行を劇的に抑え込むことが判明

近年では蚊が媒介する感染症を減らすために、蚊の生殖を妨害する方法が研究されています。新たに、蚊の生殖を妨害する細菌に感染させた蚊と、そうでない蚊を、異なる地域に放って感染症の発生がどのように影響を受けるかを調べる実験が行われました。この結果、蚊を細菌に感染させることが感染症に対して77%の防御効果を発揮することが示されました。続きを読む……
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ゾウの鼻は時速540kmもの速度で水を吸い込めることが判明、吸引される水の速さは新幹線の1.5倍以上

長い鼻が特徴的のゾウは、1日に200kgもの草や木を食べ、水も100リットル以上飲んでいます。まるで人間の手のように器用に扱えるゾウの鼻には、時速540kmもの速さで水を吸い上げられる吸引力まで備わっていることが、ジョージア工科大学のアンドリュー・シュルツ氏らの研究により明らかになりました。続きを読む……
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犬は人間とのコミュニケーション能力を生まれながらにして備えていると判明

イヌは進化の過程で「愛くるしい外見」や「子犬のような目」といったヒトに可愛がられるような特性を獲得してきたと考えれられています。新たに、アリゾナ大学の研究チームによって「イヌは学習せずとも、ヒトと社会的なコミュニケーションをとれる」ということが明らかになりました。続きを読む……
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