オウムが欠損したクチバシの代わりに道具を使う様子が確認される

ニュージーランドの固有種であるミヤマオウムは、過去の実験により「確率の概念を理解する」という能力を持つということが明らかになっています。高い知能を持つこのオウムですが、新たに「欠損したクチバシの機能を道具で補う」という様子が確認されました。続きを読む……
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今後6年でマンモスを復活させるプロジェクトが16億円超の資金調達に成功

保存状態のいい化石から収集したマンモスのDNA配列をアジアゾウのゲノムに挿入し、「象とマンモスのハイブリッド」を作成するスタートアップ「Colossal」が立ちあがりました。マンモスのように毛に覆われているというこのハイブリッド生物を繁殖させ、北極圏に解き放つことで、地球温暖化を低速化できると考えられています。続きを読む……
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「同種の幼虫の体液を生きたまま吸う」チョウが確認される、メスを引きつけるフェロモンを作るための栄養補給か

アメリカ大陸や太平洋諸島などに広く分布するオオカバマダラは、北アメリカでは1年のうちに北上と南下を行う渡りをする習性で知られています。そんなオオカバマダラで「幼虫の体液を生きたまま吸う」という恐ろしい行動が確認され、学術誌の「Ecology」に論文が掲載されました。続きを読む……
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1万歳超えや驚異の不老不死までいる「長寿な動物」トップ10

175年生きたと推定されているゾウガメのハリエットは、その長寿っぷりから「地球上で最も長生きしている生物」と呼ばれたこともあります。しかし、そんなカメでさえトップ10入りすらできないほど長生きな動物が名を連ねる「寿命の長い生物ランキング」を、科学系ニュースサイトのLive Scienceが公開しました。続きを読む……
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5億年前に生息していたアノマロカリスの仲間の化石が新たに発見される

カナダのロイヤルオンタリオ博物館の古生物学者らにより、カンブリア紀に生息していたとみられる新種の生物の化石が発見されました。続きを読む……
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鳥の赤ちゃんは「卵の中」にいる時から歌を学んでいる可能性が示される

鳥の中には歌うように鳴く種類が存在しており、その歌は何百年も伝承されているという研究結果や、鳥に「偽の歌の記憶」を植え付ける研究など、多くの研究が行われています。新たにオーストラリアとアメリカの合同研究チームによって、鳥が卵の中で歌を学んでいる可能性が示されました。続きを読む……
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ハチドリは昆虫の匂いを嗅ぎ分けられることが判明、鳥は嗅覚が弱いという通説を覆す発見

ハチドリは鳥類の中でもっとも小さい体を持ち、翼を高速で羽ばたかせてホバリングするという特徴を持っています。そんなハチドリが「昆虫の匂いを嗅ぎ分ける能力」を持っていることがカリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームによって明かされました。続きを読む……
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蚊に砂糖水を飲ませて「ウイルスに対抗する免疫力」を強化することで感染症の媒介を防げるかもしれない

蚊はマラリアをはじめとするさまざまな感染症を媒介するため、科学者らは蚊を撲滅する方法について研究しており、「子孫が繁殖できないように遺伝子組み換えした蚊を放つ」という実験も行われています。新たに、MRC・グラスゴー大学ウイルス研究センターが主導した研究により、「蚊に砂糖水を飲ませると感染症の媒介を抑えられる」ことが示唆されました。続きを読む……
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「蚊に刺されただけ」で人体の免疫に大きな影響が及ぶとの研究結果

蚊が人を刺す際には、吸血する前に血の凝固を防ぐ唾液を注入するため、これが原因でかゆみが何日も続くことがあります。さらに、人間の造血細胞を移植したマウスの血を蚊に吸わせる実験により、蚊の唾液にはかゆみ以上の影響があることが判明しました。続きを読む……
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犬は人間の失敗がわざとなのかどうかを見抜ける可能性

犬の尻尾をうっかり踏んでしまったことがある人は「わざとではないことを犬は分かってくれるのか」と不安になることもあるはず。ゲッティンゲン大学のブリッタ・シューネマン氏らの研究によると、犬は飼い主の行動がわざとなのか、そうではないのかを見分けられる可能性があることが示されています。続きを読む……
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なぜ同性愛は進化の過程で維持され続けたのか?

同性間で性行動を行う人物は、人間のみならず多様な生物の集団の中で一定数存在します。クイーンズランド大学のBrendan Zietsch氏らは「同性間の性行動に関連する遺伝子が進化の過程においてなぜ維持され、受け継がれたのか」ということに疑問を抱き、調査を行いました。続きを読む……
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「毒を持っている昆虫や魚ほど種の多様性が増加しやすい」との研究結果が報告される

地球上の生物には他の生物に害を与える「毒」を持っているものが多く存在しており、身近な存在ではハチやカエル、フグなどが代表的です。新たにイギリス・スウォンジー大学の研究チームが発表した論文で、「毒を持っている昆虫や魚は種の多様性が増加するスピードが速い」との研究結果が報告されました。続きを読む……
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アリが複雑な巣を効率良く掘り進めるメカニズムとは?

アリについては多くの研究が行われており、人間と同様の戦争を繰り広げる理由や、アリの行列が渋滞しない理由などが明らかになっています。新たに、カリフォルニア工科大学の研究チームによって、アリが巣作りする際のメカニズムの一部が解明されました。続きを読む……
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アメリカでついに「進化論肯定派」が過半数を突破したという研究結果

生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化するという「進化論」は日本では当たり前のように受け入れられている学説ですが、人間は神によって作られたとする「創造論」に基づく宗教が主流な地域では学校教育の場で扱われないケースもあります。創造論に基づくキリスト教が圧倒的多数派を占めるアメリカではこれまで進化論否定派が多数派を占めていましたが、新たな調査結果で進化論肯定派が多数派となったことが明らかになり…
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クジラの死亡が相次ぐ太平洋で一体何が起こっているのか?

2万kmという超長距離を回遊するクジラ「コククジラ」の死体が目撃される例が、2018年12月頃から相次いでいます。この理由について、環境問題を専門とする記者のスザンヌ・ラスト氏が解説しています。続きを読む……
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