マンモス復活を目指すバイオテクノロジー企業がアジアゾウのiPS細胞作成に成功しマンモス復活に一歩近づく

アメリカのバイオテクノロジー企業であるColossal Biosciences(Colossal)はマンモスやドードー、フクロオオカミなどの絶滅動物をよみがえらせることを目標に掲げています。そんなColossalが、絶滅種のケナガマンモスと最も遺伝的に近い動物であるアジアゾウの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成することに成功し、マンモス復活に一歩近づいたと報告しています。続きを読む……
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鹿がまるでゾンビみたいになってしまう「ゾンビ鹿病」がアメリカでまん延している

慢性消耗病(Chronic Wasting Disease:CWD)は鹿に感染するプリオン病の一種であり、発症するとよろめき・嗜眠(しみん)・社会的交流の減少・よだれの垂れ流し・急激な体重減少・意識の喪失といった症状が現れ、まるでゾンビのようになることから「ゾンビ鹿病」とも呼ばれます。そんなゾンビ鹿病がアメリカで広がっているとのことで、一体どのようなリスクがあるのかについて専門家らが解説しています…
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ペットが飼い主を幸せにするとは限らないとの研究結果

犬を飼うことが、飼い主のメンタルの維持や苦痛の緩和に貢献してくれることが、過去の研究で示されています。しかし、幸福度という観点から見ると、ペットは人間をそれほど幸せにしてくれるわけではない可能性があることが、新しい研究で判明しました。続きを読む……
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皮膚が残る2億8000万年前の化石がねつ造された偽物だったことが判明

うろこ状の皮膚などの軟組織の痕跡を残し、恐竜出現前の初期の爬虫(はちゅう)類の姿を現代に伝える大変貴重な標本とされてきた古生物の化石が、「岩を掘ってから焼いた骨で作った塗料を塗ったねつ造品」だということが判明しました。保存状態はよくないものの、塗料の下の骨格の一部は本物の可能性があることから、科学者らは最新技術を使った化石の分析に望みをかけています。続きを読む……
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記憶や学習といった能力は脳だけのものではないという研究結果、AIやロボット分野への応用も

学習、記憶、問題解決といった知性の能力について、ほとんどの科学者は5億年前に「脳」が初めて生まれたことでもたらされたと考えています。一方で、一部の科学者は脳を高い処理能力のある器官と認めつつも、思考や認識といった知性の能力は「細胞」にこそ宿っており、脳はそれを強化して認知能力を高めているのだと指摘しています。続きを読む……
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ヒトがネコアレルギーになるようにペットも「ヒトアレルギー」になるのか?

ネコやイヌなどにアレルギーを持っている人は、これらの動物と接触したり同じ空間にいたりすると、目のかゆみやくしゃみといった症状が現れます。では、人間が動物にアレルギーを持つようにネコやイヌなどのペットが「ヒトアレルギー」を持つことはあるのかについて、科学系メディアのLive Scienceが解説しています。続きを読む……
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イルカは食べもしないマナティーの赤ちゃんを攻撃して殺そうとする習性を持っている

マナティーはアフリカ大陸やアメリカ大陸の一部、中米諸国の河川や河口域に生息する水生のほ乳類であり、そのかわいらしい見た目から人間からの人気も高い生き物です。新たに学術誌のPLOS Oneに掲載された論文で、最もよく知られるイルカであるバンドウイルカがマナティーの赤ちゃんを食べもしないのに攻撃する習性があると報告されました。続きを読む……
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母イカの究極の自己犠牲が映像に収められる、卵を抱いたまま9カ月絶食して死ぬまで泳ぎ続ける

潜水艦によって撮影された、2000個から3000個の卵を抱いたまま深海を漂うイカの映像をアメリカのシュミット海洋研究所が公開しました。卵の育成期間は最長9カ月で、母イカはその間まったくエサを食べることができず、自分の足を食いちぎりながら卵を守って泳ぎ、最後は卵がかえるのを見届けながら死ぬとされています。続きを読む……
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ホッキョクグマが鳥インフルエンザで死亡した事例が初めて確認される、これは一体どういう意味を持つのか?

2023年10月にアメリカのアラスカ州ウトキアグヴィクで死体が発見されたホッキョクグマの死因が、鳥インフルエンザ(H5N1型インフルエンザ)であることが報告されました。「ホッキョクグマが鳥インフルエンザで死亡した」というこの事例が一体何を示唆しているのかについて、イギリスのリーズ大学で生物多様性や生態系について研究しているアラステア・ウォード准教授が解説しています。続きを読む……
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生物学者が選ぶ「最も狩りが上手な動物」と「最も狩りが下手くそな動物」とは?

弱肉強食という言葉がある通り、動物界には捕食者と被食者があふれています。その中でも特に狩りがうまい動物はどれかという質問を、科学系ニュースサイト・Live Scienceが2人の専門家にぶつけました。続きを読む……
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インド洋のキハダマグロが過去70年で70%も減少していることが明らかに

寿司や刺身、ポキなどの料理にはマグロが欠かせません。クロマグロやミナミマグロに比べて脂肪分の少ないキハダマグロは、日本だけではなく世界中で消費されている食用魚ですが、近年インド洋に生息するキハダマグロが激減しているという研究が発表されました。続きを読む……
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「前足が小さすぎて役に立たなかった」などティラノサウルスに関する5つの誤解

ティラノサウルスは恐竜の代表格としてよく知られていますが、2023年には唇があった可能性が報告されるなど、その姿形や生態に関する常識は新しい発見によって常に塗り替えられ続けています。そんなティラノサウルスに関するよくある誤解を、イギリス・サウサンプトン大学で恐竜を研究しているアビ・クレイン氏が5つまとめました。続きを読む……
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軽視されがちなウシやブタなどの「家畜の心」に関する研究の最前線とは?

近年は動物の意識や認知に関する研究が進み、イヌやイルカなどが高い知能を持っていることが判明していますが、人間にとって非常に身近な存在であるウシやブタ、ヒツジなどの家畜にも意識があり、高い認知能力を持っていることはあまり知られていません。そんな「家畜の心」に関する研究の最前線であるドイツの家畜生物学研究所(FBN)について、学術誌のScienceが報じています。続きを読む……
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クジラと科学者が20分間「会話」することに成功、地球外生命体とのコンタクトにも役立つ可能性も

アメリカのカリフォルニア大学デービス校の科学者が率いる研究チームが、水中スピーカーを使ってトウェインと名付けられたザトウクジラとの「会話」に成功したと報告しました。この研究には、地球外生命体の発見を目指すSETI研究所の科学者も参加しており、ザトウクジラとのコミュニケーションが地球外生命体とのコンタクトにも役立つ可能性があるとのことです。続きを読む……
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ヒヒのミイラから古代エジプト人が交易した「謎の港湾都市」のありかが明らかに

紀元前の古代エジプト文明はさまざまな地域と交易を行っており、当時のエジプト人が神聖視していたヒヒもエジプト外部から輸入していました。古代エジプト人が作った「ヒヒのミイラ」のDNAを分析した結果、古代エジプトの記録に現れるものの詳細は不明だった「Punt(プント)」と呼ばれる謎の港湾都市の位置が明らかになりました。続きを読む……
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