人間の体温が過去200年間で低下しているのは「身体活動の減少」が理由との指摘

約200年前に記録された人間の平均体温と比較して、現代の人間の体温は男性で0.59度、女性は約100年前と比較して0.32度低いことが研究により明らかになっています。研究者らは、この体温低下の謎が「身体活動の減少にあるのでは」と指摘しています。続きを読む……
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犬が首をかしげるキュートなしぐさは「高い注意力や集中力」に関連している可能性

犬が首をかしげるキュートなしぐさは、まるで犬が何かを考え込んでいるようにも見えます。ハンガリーの研究チームが「犬にオモチャの名前を伝えて持ってこさせる」という実験を行ったところ、犬が首をかしげるしぐさが注意力や集中力と関連している可能性があることが示されました。続きを読む……
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宇宙空間で死体はどのように変化するのか?

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が宇宙に旅立ったり、全クルーが民間人という宇宙飛行ミッションが成功をおさめたりと、人類が気軽に宇宙に旅立てる日が来るという期待がにわかに現実味を帯びてきています。地球とは大きく環境が異なる宇宙という空間で、「もしも死亡するとどうなるのか」という思考実験について、イギリス・ティーズサイド大学応用生物人類学科のティム・トンプソン教授が解説しています。続きを読む……
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25億年前のルビーから生命の痕跡が発見される

真核生物が誕生していなかった25億年前というはるか昔に形成された鉱物から、生命の痕跡が発見されました。ルビーから生命の痕跡が発見されたのは初めてのことであり、調査により、発見された痕跡は藻類(シアノバクテリア)のものであったことが分かっています。続きを読む……
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ゾウは密猟が原因で牙が発達しないように進化しつつある

象が樹皮を剥がしたり水場を掘ったりすることに使う牙が、その希少価値の高さから多くの密猟者によって狙われたため、象の個体数は大幅に減少しています。そして、個体数が90%減少したというモザンビークでは、「牙が生えない象」が誕生する割合が増えていることが報告されています。続きを読む……
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人間は目的地まで「最短」とは異なる基準で経路を選んでいる可能性がある

2点間の最短距離が直線であることは知られていますが、現実には現在地と目的地を結ぶ直線道路があるわけではないので、建物や通行不可能なところを避けた経路を選ぶことになります。この経路選択において、人間は「最短経路」ではない別の指針を持っている可能性があることが研究により示されました。続きを読む……
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「ブタの腎臓」を人間の体に接続する実験が成功、老廃物の除去を確認&拒絶反応もなし

臓器移植は多くの人々の命を救う可能性がありますが、利用可能な人間の臓器には限りがあるため、ドナーが見つかるまで何年も待たなければならなかったり、移植が間に合わず死亡してしまったりすることが問題となっています。近年では、臓器不足を解決するために「ブタの臓器を人間に移植する試み」が模索されており、新たにニューヨーク大学(NYU)ランゴーン・ヘルスの外科チームが「遺伝子組み換えを行ったブタの腎臓を人間の…
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「犬サイズの巨大サソリ」が4億年以上前の古代の海を歩いていたことが判明

サソリというと、たいていの人は長さが数センチ、大きくても10センチ程度のものを思い浮かべます。しかし、新たに発表された新種の化石により、今から4億年以上前の地球の海には体長が1メートルにもなるウミサソリが、これまで考えられていたよりも広い範囲に生息していたことが分かりました。続きを読む……
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なぜ鳥は酸素の薄い地上8000メートルの高高度でも飛行可能なのか?

カザフスタンやインドに生息するインドガンという鳥は、世界で最も高い山であるエベレスト付近、高度8500メートルのヒマラヤ山脈上空を飛行しています。酸素の薄いこのような環境を生き残れる鳥類の肺がどのようにして生まれたのか、科学系メディアのNautilusが解説しています。続きを読む……
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恐竜の化石からDNAと思われる物質が発見される、遺伝情報を復元できる可能性も

中国の研究チームが、恐竜の化石から細胞核やDNAと思われる物質を発見しました。細胞核の中には遺伝情報が保存されている可能性もあり、今後研究が進めば遺伝情報の一部が明らかになることが期待されています。続きを読む……
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「サメに噛まれたときの応急手当方法」をオーストラリアの医者が解説

サメというと人類を襲うイメージがつきものですが、オーストラリアでは実際にサメが人間を襲う事例が増えており、時には死者が出てしまうことさえあります。サメによる主な死因が主な死因が下肢からの出血によるものであることに目をつけたオーストラリア国立大学医学部のニコラス・テイラー副学部長が、サメに下半身を噛まれたときの最適な応急手当方法を研究し、発表しました。続きを読む……
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「ゾウの8倍重い」「かみつく力がティラノサウルスの10倍」などスケールがデカすぎる古代の超巨大サメ「メガロドン」にまつわる7つの伝説

脊椎動物としては最も長命なニシオンデンザメや、世界最大の光る脊椎動物であるヨロイザメなど、サメには驚異的な能力や特徴を持つものが多く存在します。そんな中でも、捕食動物としては史上最大級の体格を持っていたとされる古代の巨大サメ「メガロドン」について、科学系ニュースサイトのLive Scienceが解説しています。続きを読む……
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「LEDライトの光を蓄えて暗闇で光る植物」を科学者が開発、何度も光を当てて再チャージすることが可能

「太陽やLEDライトなどの光を吸収して暗闇で光る植物」を、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが開発しました。葉に特殊なナノ粒子を埋め込んだ植物は、わずか10秒間のチャージで数分間にわたって明るく光ることが可能であり、以前に開発された光る植物より10倍も明るい光を生成できるとのことです。続きを読む……
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山火事の影響で「オーストラリアより広い範囲でプランクトンが異常発生」したことが判明

オーストラリアでは2019年から2020年にかけて大規模な山火事が発生し、人間や動植物に甚大な被害が及びました。山火事の影響は陸地にとどまらなかったようで、衛星が記録したデータなどを基にした新たな研究により、南アメリカとニュージーランドの間に広がる南極海北部で「オーストラリアより広い範囲で植物プランクトンの異常発生が起きた」ことが判明しました。続きを読む……
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腸内細菌は薬を「蓄積する」ことが新たに判明、薬の効果を低下させる可能性あり

人の腸には腸内細菌叢と呼ばれる、健康と病気に影響する何百種類もの細菌のコミュニティが存在します。腸内細菌叢の組成は人によって大きく異なり、肥満、免疫応答、メンタルヘルスなどのさまざまな状態に関連していることがこれまでの研究で示されていますが、新たに、人間用の薬を腸内細菌叢の細菌が「蓄積する」ことが実験で示されました。細菌による薬の蓄積は薬の効果に影響する可能性があるほか、蓄積された薬により腸内細菌…
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