砂丘でセックスしまくる観光客によって環境が破壊されているとの論文が「ゲイ差別」として削除されてしまう

野外での開放的なセックスを好む人の中には、有名な「セックススポット」を訪れて観光と共にセックスを楽しむ人もいます。ところが、スペインのカナリア諸島の一部であるグラン・カナリア島では「砂丘でセックスする観光客によって動植物がダメージを受けている」と、オーストラリアのフリンダース大学で海辺の砂丘について研究するPatrick Hesp教授が報告しました。続きを読む……
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新型コロナウイルスのオミクロン株は「げっ歯類」の間で進化した可能性があると研究者が主張

新型コロナウイルスの新たな変異種として知られる「B.1.1.529(オミクロン株)」は、ヒト細胞への感染で重要なウイルス表面のスパイクタンパク質に30以上の突然変異が見られるなど、異例ともいえる変異の多さから強く警戒されています。そんなオミクロン株が変異を獲得した場所について、一部の研究者は「人間ではなくげっ歯類など他の動物種の間で進化したのではないか」と主張しています。続きを読む……
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ユーラシア大陸最古のアクセサリーは「マンモスの牙」で作られていた可能性

中央ヨーロッパの国・ポーランドから、マンモスの牙で作られたペンダントが発見されました。このペンダントはおよそ4万1500年前に作られたものとみられ、ユーラシア大陸で発見されたアクセサリーの中では最古級のものである可能性が指摘されています。続きを読む……
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「4本足のヘビ」として知られていた化石が実はヘビではなく別の動物である可能性が浮上

2015年、ブラジル北東部の1億1000万年前の地層から発掘された化石が、世界初の「4本足のヘビ」の化石だったとの研究結果が発表されて大きな話題を呼びました。ところが、Tetrapodophis(テトラポドフィス)と名付けられたこの化石を分析した別の研究チームは、この化石が4本足のヘビではなく、トカゲの近縁種であるドリコサウルスの一種であると主張しています。続きを読む……
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「クラゲ」が動物の脳を調べる研究者に注目されている理由とは?

人間の脳には約1000億個の神経細胞(ニューロン)が存在していると言われており、それぞれのニューロンが接続して作り出す回路を分析することは、非常に複雑なパズルに取り組むようなものです。そんな脳神経科学の難問に取り組むカリフォルニア工科大学などの研究チームは、動物の行動と神経系の問題を調べるために「直径1cmのクラゲ」に注目しているとのことです。続きを読む……
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「光や温度が制御された人工施設内でミツバチを飼育する実験」にはどんな意義があるのか?

野生のミツバチの個体数が減少していることが問題視されている中、デザイン・科学・テクノロジーの領域を組み合わせた研究を行っているMITメディアラボのプロジェクトチーム「Mediated Matter group」は、ミツバチを人工的な施設の中で飼育する「Synthetic Apiary(合成養蜂場)」という実験を行っています。人工施設でミツバチを飼育する実験にどのような意義があるのかについて、MIT…
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555本の歯を持ち毎日20本ずつ歯を失う魚が存在する

サメやピラニアなど、魚類の中には鋭い歯を持っている種が多く存在しています。そんな歯を持つ魚類の中でも北アメリカの西岸に生息するキンムツは非常に多くの歯を持っており、新たな研究によって「ものすごい勢いで歯が抜け落ちる」ことが判明しました。続きを読む……
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「脊髄の損傷を修復して再び歩けるようにする薬」のマウス実験が成功

ノースウェスタン大学医学部の研究チームが、脊髄損傷を起こしたマウスの細胞を再生させ、治療から4週間以内に再び歩くことを可能にする新しい薬を開発したと発表しました。続きを読む……
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ネコは飼い主が見えなくとも「声」で位置を追跡している

ネコは、飼い主の姿が見えなくとも、音声から居場所を認識・追跡し続けていることが新たな調査で判明しました。ネコのこのような空間認知能力はこれまで知られていなかったものです。続きを読む……
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「殺人スズメバチ」に襲われたミツバチは激しい「悲鳴」を上げる

哺乳類や鳥類は敵がやってきたときに仲間に対して警戒の鳴き声を上げることがありますが、ミツバチもまた、オオスズメバチ(Murder Hornets/殺人スズメバチ)に反応して激しい悲鳴を上げることが調査からわかりました。続きを読む……
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メスのハエをゾンビ化させた上にオスに「屍姦」させる恐怖の寄生菌の習性が明らかに

昆虫に寄生する菌類の中には、アリの脳を操って宿主の都合がいい場所で死なせるものや、ハエを生きた胞子散布ドローンにしてしまうものがあることが知られています。新たな研究により、ハエカビと呼ばれるハエの寄生菌には、感染したメスの死骸からオスを誘惑するフェロモンを出して交尾させ、濃厚に接触させることでより確実に感染を広げる能力があることが判明しました。続きを読む……
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睡眠のメカニズムは脳の進化に先立つ可能性、生物は睡眠状態がデフォルトかもしれない

長年、「睡眠は脳によって制御されたシステムであり、脳のない動物は眠らない」と考えられてきました。しかし、近年「脳のないクラゲが眠る」ことが示されるなど、脳のない生物も眠ることを示す証拠が複数報告されています。そんな「脳のない動物の睡眠」に関する研究について、学術雑誌のScienceがまとめています。続きを読む……
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人工知能を使用してクジラと会話するプロジェクトとは?

クジラは高い知能を持ち、独特の音を発して仲間同士でコミュニケーションを取ることが確認されています。「クジラの歌」と呼ばれるこの音をAIで解析し、クジラがどのようなコミュニケーションを行っているのかを解読して会話を試みるプロジェクトが、海洋学者や機械学習の専門家の手により進められています。続きを読む……
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赤ちゃんアザラシは「周囲に理解されやすいように声を変える」という珍しい能力を持つことが判明

人間は周囲の環境音を考慮して声の音量や高さを変化させますが、実は哺乳類でこのような能力を持つ動物は非常に珍しいとされています。新たな研究では赤ちゃんアザラシを対象に調査を行なったところ、赤ちゃんアザラシは生後1~3週間の時点で同様の能力を持つことが示されました。アザラシの持つ発話能力への理解が深まることは、人間の発話能力の進化をひもとく鍵になると考えられています。続きを読む……
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絶滅寸前のカリフォルニアコンドルが「無精卵」から生まれていたことが判明

アメリカ西部に生息しているカリフォルニアコンドルは、生息数の少なさから国際自然保護連合によって絶滅寸前と評価されています。そんなカリフォルニアコンドルの繁殖プログラムを実施しているサンディエゴ動物園の研究チームが、「無精卵からカリフォルニアコンドルが生まれていた」ことを明らかにしました。続きを読む……
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