小惑星が恐竜を滅ぼしたとき地球は「春」だったことが判明、哺乳類が「隕石衝突の冬」を生き延びた理由か

かつて地球にはティラノサウルスやトリケラトプスなどさまざまな大きさ、形状の「恐竜」が生息していたと知られています。そんな恐竜は約6600万年前に「大規模な小惑星の衝突によって壊滅的な被害を受け、絶滅してしまった」という説が有力ですが、そのような壊滅的な被害の中で「なぜ人間の祖先となる哺乳類などの他の種は生きのびてこられたのか?」という疑問が長く科学者たちを悩ませていました。2022年2月にNatu…
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漁業に用いる網にLEDライトを点けるだけで海洋生物の保護&網の回収効率アップが可能なことが判明

巻き網漁や刺し網漁といった網を利用した漁では、食用の魚と同時に食用でない魚やウミガメなども大量に捕獲してしまう「混獲」が生じ、生態系への悪影響や選別にかかる時間の増加などの問題が指摘されています。そんな網を使った漁について「網にLEDライトを取り付けることで混獲を減らすことが可能」という研究結果が報告されました。続きを読む……
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南極の貴重な生態系が人間の船で運ばれる外来種に脅かされている

南極は数百万年にわたり比較的外界から孤立していたため、他では見られないユニークな生態系が形成されてきました。ところが近年、人間の南極進出と共に侵入した外来種が既存の生態系を脅かす危険があると、ケンブリッジ大学の博士研究員であるアーリー・マッカーシー氏が解説しています。続きを読む……
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新型コロナに感染したハムスターは「精巣が小さくなる」と判明、精子数と男性ホルモン量も大幅減

新型コロナウイルスは肺炎以外にも認知機能の低下や頭痛など多様な症状を引き起こすことが報告されており、勃起不全や生殖能力の低下が確認された例も存在します。新たに香港大学の研究チームが、新型コロナウイルスに感染したハムスターにおける精巣の縮小や男性ホルモンの減少を報告しています。続きを読む……
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「ブラックライトで照らすと光る遺伝子操作熱帯魚」が自然界で繁殖していることが判明

遺伝子組み換え技術の発展に伴って、観賞魚市場では「色鮮やかな魚」や「ブラックライトを照射すると光り輝く魚」などの派手な見た目の魚が開発されています。そんな遺伝子組み換えを施された観賞魚が自然界に定着している事例が科学誌Scienceで報告されています。続きを読む……
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蚊の交尾における「音」に関する研究結果がマラリアとの戦いで重要な意味を持つ

世界保健機関(WHO)は2020年だけで推定2億4100万人がマラリアに感染し、62万7000人もの人々が亡くなったと推定しています。イギリスのユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者が中心となった研究チームが、2022年1月に蚊の交尾において重要な「音」についての研究結果を発表しています。続きを読む……
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チンパンジーは傷を治すため「昆虫」を薬のように使う

霊長類学者により、チンパンジーが傷口に昆虫をあてがっている姿が確認されました。これまでチンパンジーが薬効のある植物を口にしている姿は観察されていたものの、昆虫を使用している姿が観察されたのは初めてです。続きを読む……
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イギリスの植物は1980年代に比べ「1カ月」も早く開花するようになっていることが判明、花粉の季節が延びる可能性も

日本では、京都の桜が過去1200年で最も早く開花を迎えたことが2021年に話題になりました。さらに、日本よりはるかに緯度が高い島国であるイギリスでも、1980年代に比べて1カ月も早く花が咲くようになったとの論文が発表されました。続きを読む……
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すべてのサンゴはあと1.5度の地球温暖化で深刻な白化現象に見舞われる

地球温暖化にとっての最初の被害者であるとされているサンゴは、海水があと1.5度温かくなるだけで、深刻な白化現象に見舞われることとなると新しい研究が指摘しています。続きを読む……
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通常は元に戻らない切断されたカエルの足の再生に成功

糖尿病などの病気や事故で手足を失う人は年々増加傾向にあり、例えばアメリカでは2050年までに年間360万人の人々が何らかの理由で四肢の喪失を余儀なくされると見積もられていますが、失った手足を再生させる医療技術は実現していません。そんな中、本来は四肢を再生できないカエルの足を再生させることができたとの論文が、2022年1月26日に発表されました。これにより、自然に手足を再生できない動物でも、適切な処…
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なぜラッコは寒い海中でも体温を保てるのか?

恒温動物である哺乳類は外気温が変化しても体温を一定に保つことができますが、空気中より体温が奪われやすい水中に生息する哺乳類にとって、体温を一定に保つことは困難です。中でもラッコは、水生哺乳類の中でも特に体が小さくて熱が逃げやすいにもかかわらず、オホーツク海や北アメリカ沿岸などの寒い海域に生息しています。「ラッコはどうやって寒い海中で体温を保っているのか?」という疑問について、テキサスA&M大学の研…
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月が満ちると人間を襲うサメが増えることが判明

月の満ち欠けは潮の満ち引きを起こすことが広く知られており、人間の睡眠時間に関係している可能性も指摘されるなど地球上の多くの出来事への関連がささやかれています。そんな中、「月が満ちると人間を襲うサメが増える」という衝撃の研究結果が報告されました。続きを読む……
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犬は困難に直面した飼い主のメンタルヘルスに大きく貢献するとの調査結果

新型コロナウイルス感染症のパンデミックでは、多くの人が外出を控えたり自宅で勤務したりするといったライフスタイルの変化を経験しました。以前の研究により、「飼い主が家で過ごす時間が長くなったおかげでペットの幸福度が向上した可能性がある」ことが分かっていますが、新しい研究により「ペットの存在もまたパンデミックに直面した飼い主の精神的な健康の維持に大きく寄与していた」ことが確かめられました。続きを読む…..
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鳥の衝突事故を防ぐためにホワイトノイズを発する「音響灯台」が役立つ可能性

高層ビルや通信塔、風力発電用のタービンなどと鳥が衝突する事例は想像以上に多く、アメリカだけでも年間最大10億羽が人工物と衝突して死んでいると推定されています。アメリカの研究チームは、ホワイトノイズを発する「音響灯台」が鳥と人工物の衝突を減らし、多くの命を救うことができると主張しています。続きを読む……
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