97%の精度で犬にCOVID-19陽性者をかぎ分けさせることに成功

2019年末から流行し続けている新型コロナウイルスに感染しているかどうかについては、PCR検査や抗原検査、抗体検査などが用いられています。フランスのアルフォート国立大学獣医学部のドミニク・グランジャン教授が率いる研究チームが、新型コロナウイルスの感染検査について、犬に患者の汗を嗅がせて97%の精度で判別する方法を論文で発表しました。続きを読む……
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オスのネズミがバナナの香りを怖がる理由とは?

ネズミは肉でも野菜でもフルーツでも何でも食べられる動物のように思われていますが、実はオスのマウスが「バナナの香り」を苦手としていることが判明しました。また、交尾未経験のオスは交尾経験済みのオスと比べて「バナナの香り」から強いストレスを感じることも明らかになっています。続きを読む……
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南極大陸でコウテイペンギンに大接近して生態&分布を調査する無人機「ECHO」の試運転が実施される

コウテイペンギンは南極大陸に群れを形成して生息していますが、近年個体数が激減しており絶滅が危惧されています。このコウテイペンギンの生態を観察する上で活躍が期待されている無人探査機「ECHO」の試運転が実施されました。続きを読む……
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「牛のげっぷ」は宇宙から見てもはっきりとわかる

カナダの環境データ企業・GHGSatが、高度500kmを周回する高解像度衛星から、牧場で牛がげっぷした際にメタンガスが排出された様子が確認できたと発表しました。以前から指摘されていた「家畜からの温室効果ガスの排出」を宇宙から確認した貴重な例となります。続きを読む……
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大量のサメが住む海底火山の噴火が観測される、「シャークネードならぬシャーケイノに備えて」と専門家

古くからサメの生息地として知られるソロモン諸島にあるカバチ海底火山で、変色した水の噴出がNASAの衛星画像で判明しました。世界中の活火山の観測情報や記録を扱うGlobal Volcanism Programは、カバチ海底火山で複数の火山が噴火している可能性を示唆しています。続きを読む……
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チンパンジーが390もの構文を使って会話をしていることが鳴き声5000回の録音から示唆される

野生のチンパンジーの鳴き声5000回を録音して解析した新しい研究により、チンパンジーは12種類の異なる鳴き声を複雑に組み合わせて390通りもの「構文」を作っていることが明らかになりました。続きを読む……
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翼長9メートルの巨大翼竜「死のドラゴン」の化石がアルゼンチンで見つかる

これまで南米で発見されたものの中では最大となる翼竜種の化石が発掘されました。翼長9メートルもあるこの化石は古生物学者の間では「死の竜」と呼ばれる生物のもので、約1億4600万年~6600万年前の白亜紀末期に生息したとされています。続きを読む……
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人間に寄生し宿主を「性的に魅力的」な状態へと変化させる寄生虫「トキソプラズマ」

ネコ科の動物を終宿主とし人間にも感染することがある寄生虫「トキソプラズマ」に感染した人間は、異性から「性的に魅力がある」と見られる可能性が高いことが明らかになりました。感染に伴い分泌されるホルモンが影響していると考えられています。続きを読む……
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ネコは飼い主の言葉を学習して同居するネコの名前を認識していることが判明

ネコは人間の言葉を理解しているような振る舞いをすることがありますが、ネコが人間の言葉を理解できるのか否かは科学的に解明されていません。京都大学が新たに発表した研究結果によると、ネコは日常生活の中で同居ネコの名前を学習しているとのこと。この発見によってネコが人間の会話を識別し学習していることが示されました。続きを読む……
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若いマウスの「脳脊髄液」で高齢マウスの脳が若返ったとの研究結果

高齢のマウスに若いマウスや若い人間の血液を投与すると「若返る」ことが2010年代半ばの研究で明らかになっていて、アメリカ食品医薬品局(FDA)がマネしないようにと警告を出したこともあります。新たに、若いマウスの脳脊髄液を高齢のマウスに投与しても若返りの効果が見られることが明らかになりました。続きを読む……
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タコの母親が交尾後に自ら死んでしまう理由を研究者が解明

タコは知能が高く、体色を変えたり手足を再生したりしながら外敵から身を守る生存戦略を持っています。しかし、タコのメスは卵を産んだ後に食事をやめて衰弱し、卵が孵化するころには死んでしまうことでも知られています。なぜ自己防衛意識の高いタコのメスが卵を産んだ後に死んでしまうのかを、シカゴ大学・ワシントン大学・イリノイ大学シカゴ校の研究チームが解明しました。続きを読む……
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深海の生物はなぜ巨大なのか?

一般的なサイズよりも14倍も長いイカや、ミニバンサイズの海綿動物など、深海に生息する生物はしばしば巨大です。なぜ深海に生息する生物は巨大なのかについて、科学系ニュースメディアのLive Scienceがまとめています。続きを読む……
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世界初の「ブタの心臓を移植された男性」の死因にブタ由来のウイルスが関わっている可能性が浮上

2022年1月、アメリカのメリーランド大学医療センターで世界初の「ブタの心臓を人間に移植する手術」が行われ、男性患者は移植後しばらく生き続けたものの、やがて容体が悪化して手術から2カ月後の3月に亡くなりました。この男性患者の死因について、執刀医のバートリー・グリフィス博士が「ブタ由来のウイルスが関わっている」という可能性を明らかにしました。続きを読む……
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犬がかわいく見える秘密は「コロコロと変わる表情」にある、犬はオオカミにはほとんどない「素早い筋肉」で表情を作っていた

犬を飼ったことがある人なら、犬がうれしい時にぱっと顔をほころばせたり、悲しい時にシュンとしたりと、まるで人間のように表情を変えるのを見たことがあるはず。犬が人間に見せる表情、特に目や口の周囲の表情を作る筋肉には、犬の祖先であるオオカミとはまったく異なる特徴があると、専門家は指摘しています。続きを読む……
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