人間が生み出した「夜の光」が動物に及ぼす悪影響とは?

人間は都市部の建物から郊外の道路に至るまでさまざまな場所に照明を設置して、夜でも明るくて安全な生活空間を生み出しています。ところが、人間が生み出している「人工的な夜の光」が動物のさまざまな行動に悪影響を及ぼしていると、メルボルン大学の進化・行動学准教授を務めるテレサ・ジョーンズ氏らが解説しています。続きを読む……
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シュモクザメが「トンカチ」みたいな頭の形をしているのはなぜ?

目が左右に張り出した頭の形が特徴的なシュモクザメは、鐘を鳴らすT字型の仏具である撞木(しゅもく)からつけられた名前で、英語でもハンマーの頭の部分(Hammerhead)から名前をとって「Hammerhead shark」と呼ばれています。一目見たら忘れられないシュモクザメの奇妙な頭の形について、サメの専門家が解説しています。続きを読む……
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鳥は「安定飛行モード」と「戦闘機モード」を切り替えながら飛んでいることが判明

鳥からインスピレーションを得て羽ばたく飛行機の設計図を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチを始め、有史以来人類は空を飛ぶ鳥の飛行メカニズムについて研究を重ねてきましたが、現代でも未解明の謎が多く残されています。これまであまり重要視されてこなかった、飛行中の鳥の重心や体勢に関する研究により、一部の鳥は安定性と不安定性の両方を制御しながら飛んでいることが分かりました。続きを読む……
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地球温暖化の影響でウミガメのほとんどがメスとして生まれている

地球温暖化は気候変動を招くだけでなく、さまざまな生態系にも大きな影響を与えます。アメリカ国立海洋局は、気候変動によって引き起こされた強烈な熱波の影響で、一部の海岸でウミガメのメスが急増していると報告しています。続きを読む……
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雨が降った後だけ現れる古代人の足跡「ゴーストトラック」が発見される

アメリカ・ユタ州にあるグレートソルトレイク砂漠にて、雨が降った後のみ見えるようになるという謎の足跡「ゴーストトラック」が発見されました。少なくとも1万2000年前の人類が残したものではないかと見られています。続きを読む……
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死んだ豚の細胞と臓器をよみがえらせることに成功、人の臓器移植にも役立つ可能性

死後1時間が経過した豚の体内に特殊な細胞保護液を循環させることで組織の機能を回復させ、失われた心臓の鼓動を再開させることに成功したとの研究結果が報告されました。死んだ動物の臓器を復活させる新技術「Organ Ex」により、臓器移植に革命が起きる可能性があると期待されています。続きを読む……
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「キツツキはどうやって衝撃から脳を守っているのか?」の謎が解決、そもそも保護する必要などなかった

木の幹に穴を開けてエサとなる虫探しや巣穴作りを行うキツツキは、1秒に最大25回という超高速で木をつついており、キツツキの脳が受ける重力加速度は最大1200Gと、人間が脳しんとうを起こす100G未満をはるかに上回ってます。そんなキツツキの脳が一体なぜ無事なのかについての研究結果が発表されました。続きを読む……
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「ペンギンは地球温暖化を生き延びることができるのか?」という疑問に答える手がかりはペンギンの歴史にある可能性

鳥でありながら空を飛ぶことができず海を泳いで狩りをするペンギンは、南極からガラパゴス諸島まで南半球の広い範囲に分布しています。「ペンギンは地球温暖化を生き延びられるのか?」という疑問について、ペンギンの進化に関する研究結果が手がかりになると科学系メディアのInverseは報じています。続きを読む……
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哺乳類は睡眠中に100回以上「微小覚醒」しているが気付いてない

「睡眠中に起きた」という記憶は、トイレに行くために起きる際などを除いて記憶に残らないのが普通です。しかし、コペンハーゲン大学が実施したマウスを用いた研究によって、神経学的視点では哺乳類が一晩に100回以上起きている可能性が示されました。続きを読む……
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健康なオスのハエを誘惑してメスの死体と交尾させるゾンビハエ真菌

コペンハーゲン大学の研究チームが、一般的なイエバエに致命的な胞子を感染させることで生き残る、病原性真菌の実態を調査しています。この真菌は、メスのイエバエの死体を使ってオスのイエバエを誘惑するのですが、メスバエが死体になってからの時間が長くなればなるほど、オスにとって死体はより魅力的に映るそうです。続きを読む……
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植物園に177年前から標本があった巨大なスイレンが実は「新種」だったことが判明

「新種を発見した」というニュースを聞くと、これまで人間がなかなか探査できなかった厳しい環境や、未開の奥地でひっそりと生息していたことを想像する人もいるかもしれません。ところが、新たに報告されたスイレン科オオオニバス属の新種は、イギリスのロンドンにあるキューガーデン(キュー植物園)に177年前から標本があったとして話題になっています。続きを読む……
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「イヌを飼っている住人が多い地域は犯罪率が低い」という研究結果が明らかに

イヌは人間のペットとして世界中で愛されており、飼い主にとって癒やしと活力を与えてくれる大切な存在です。新たな研究では、イヌが単に飼い主に好影響を及ぼすだけでなく、「イヌの飼い主が多い地域は犯罪率が低い」という有益な関連性があることが示されました。続きを読む……
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タコの知能の秘密は「ヒトと同じ遺伝子」にある可能性

タコは非常に高い知能を持っていることから「無脊椎動物界のスーパースター」と呼ばれており、人類滅亡後の地球の支配者候補とする意見や宇宙からやってきたエイリアンとの説まであります。そんなタコの賢さは、人間の脳にもある「ジャンプする遺伝子」ことトランスポゾンによるものではないかとの研究結果が報告されました。続きを読む……
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不安障害は同性の親から受け継がれやすい

パニック障害や強迫性障害などの「不安障害」は同じ家族で発生しやすいことが知られていますが、遺伝子と環境の相対的な寄与はわかっていません。ここに着目し、親から子どもへの「不安障害」の伝達に関する研究が行われました。続きを読む……
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鶏に新型コロナの抗体入り卵を産ませることに成功

カリフォルニア大学デービス校の研究者が、鶏に「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパク質に対する抗体」を含む卵を産ませることに成功しました。卵から抽出された抗体は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療、あるいは予防に使用される可能性があります。続きを読む……
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