ネコは他の動物と違って「エサを得るために働く」ことを避ける傾向がある

「働かずに食事をもらえるならその方がいい」と考えている人も多いかもしれませんが、イヌ・クマ・ハト・ブタ・ヤギ・ネズミ・サルといった多くの動物では、「働かずにエサをもらうよりも働いてエサをもらう方を好む」という傾向があります。ところが、ネコは多くの動物と違ってエサを得るために働くのを避け、働かずにもらえるエサを好むという実験結果が報告されました。続きを読む……
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オウムが「ゴミ箱のフタの開ける」という行為を急速に学んでいるという報告

オーストラリアのシドニー南部で野生のキバタン(Cacatua galerita)が「ゴミ箱の蓋を開ける」という行為をするようになったと報告されています。一見簡単なようにも思えるこの行為について、学術誌大手のScienceに新たに掲載された論文は、「オウムが文化的に進化しつつある例証だ」と説明しています。続きを読む……
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ハエトリグモが無脊椎動物として初めて「生物と無生物を識別する能力」を有していると確認される

ハエトリグモが「生物と無生物を識別する能力」を有しているという研究結果を、ハーバード大学の研究チームが発表しました。この能力はこれまで脊椎動物でしか確認されてこなかったことから、研究チームは「人類が考えている以上に、生物界では広く見られる能力かもしれない」と語っています。続きを読む……
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ナマケモノの50%以上は「うんちをする時に死ぬ」、なぜ危険な方法でうんちをするのか?

生涯のほとんどを木にぶら下がって過ごすナマケモノは、週に1回ほどの頻度で排便するために地面に下りてきますが、なんとナマケモノの50%以上が「排便時」に死んでいると言われています。なぜナマケモノは排便時に死んでしまうのか、そしてわざわざリスクを取って木から下りて排便するのかについて、動物関連のトピックを扱うYouTubeチャンネルのBioArkがまとめています。続きを読む……
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ペニスが最も大きい動物は何なのか?

自分のペニスが一般的な男性と比べてどれほどの大きさなのかを気にする人も多いかもしれませんが、「他の動物」とペニスの長さを比較してみた人は少ないはず。人気YouTubeチャンネル・RealLifeLoreから派生した動物関連のトピックを扱うチャンネル・BioArkが、「最も大きなペニスを持つ動物は何か?」という疑問についてのムービーを公開しています。続きを読む……
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永久凍土から回収した微生物が2万4000年の時を経て復活

北東シベリアの永久凍土から見つかった多細胞生物「ヒルガタワムシ」が、科学者の手により2万4000年ぶりに息を吹き返しました。ヒルガタワムシはクマムシなどと同じく「クリプトビオシス」状態となることで知られ、多細胞生物が何万年も眠っていられることを示す新たな証拠が示されたと科学者は発表しています。続きを読む……
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2匹のミツバチが協力してペットボトルのキャップを外す驚愕のムービー

ミツバチは人間が好きなハチミツを集めてくれるだけでなく、さまざまな種類の花粉を媒介して生態系を維持する上でも重要な役割を果たしています。そんなミツバチは非常に高い知能を持っていることでも知られており、新たに公開された「2匹のミツバチが協力してペットボトルのキャップを外すムービー」が、多くの人々から注目を集めています。続きを読む……
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ネコは実物の箱だけでなく「仮想の四角形」の中に座ることも好むという研究結果

ネコは箱の上に乗ったり中に入ったりする習性がありますが、実物の箱だけでなく現実には存在しない仮想の四角形の上に座ることも好むことが、新しい研究結果から明らかになっています。続きを読む……
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ティラノサウルスの歩行速度は「歩く人間」並にゆっくりだった可能性が示される

映画「ジュラシック・パーク」ではティラノサウルスから他の恐竜や人間が走って逃げ回る様子が描写されましたが、新たな調査で、ティラノサウルスは体の構造上「徒歩の人間並にゆっくりと動いていた」可能性が示されました。続きを読む……
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絶滅危惧種の鳥が「先祖代々受け継いできた歌」を失いつつあると判明

人間の子どもが大人から学ぶのと同様に、動物も同じ種の経験豊富な個体からさまざまな生存と繁殖に必要な行動を学びます。鳥の「歌」も世代から世代へと受け継がれる重要な行動の一つですが、生物多様性の損失に伴う個体数の減少により、オーストラリアに生息する絶滅危惧種のキガオミツスイが受け継いできた「歌」が失われつつあることを研究者が明らかにしました。続きを読む……
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クモの巣を音楽に変換する研究が登場、3Dプリンターへの応用やクモとのコミュニケーションも可能になると研究者

クモは、虫や小動物が巣にかかった時に糸から伝わる震動で獲物を察知するほか、耳の代わりに細かな毛で音を聞くことも可能です。そんなクモの巣をスキャンして音楽に変換し、その3次元構造や営巣プロセスを理解することで、クモの巣の秘密を工学の分野や異種族間コミュニケーションに役立てる試みが発表されました。続きを読む……
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脳にチップを埋め込んだサルが「思考」だけでゲームをする映像が公開される

2021年4月9日、テスラやSpaceXの創業者として知られるイーロン・マスク氏が立ち上げたスタートアップ「Neuralink」が、脳に埋め込まれた電極により、思考だけでゲームをプレイするサルの映像を公開しました。続きを読む……
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「ゴジラvsコング」はどっちが勝つのか科学者が検証

2021年3月31日にアメリカで封切りされ、5月14日に日本に上陸する映画「ゴジラvsコング」は、ゴジラとキングコングの決戦を描くSFアクション映画で、怪獣映画ファンは「#TeamGodzilla(ゴジラチーム)」と「#TeamKong(コングチーム)」に分かれて思い思いの怪獣を応援しています。南カリフォルニア大学で古脊椎動物学と機能形態学を研究している博士課程の学生で、怪獣映画ファンでもあるとい…
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イヌは飼い主が自分以外と親しくすると「相手の姿が見えない状況」でも嫉妬する

イヌは古くから世界中で人間のパートナーとして愛されている動物であり、人間がイヌに親愛の情を示す一方でイヌも人間の飼い主を思いやる気持ちを持っていることがわかっています。ニュージーランドの研究チームが発表した新たな研究では、「イヌが飼い主に対して親愛の情だけでなく嫉妬の感情も抱く」ということが明らかとなりました。続きを読む……
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空気中から動物のDNAを採取する実験が成功、到達困難な環境での調査に役立つ可能性も

人間を含む動物は髪の毛や皮膚片、体液といった形で自身のDNAを生活範囲に残しており、犯罪捜査でも現場に残されたDNAが利用されています。新たな概念実証の研究では、「空気中から動物のDNAを採取する」という実験に成功したと報告されており、特殊な環境に生息する動物の調査に役立つ可能性があるとのことです。続きを読む……
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