私たちが見ている映像は「過去15秒間のダイジェスト」との研究結果、脳が膨大な視覚情報を効率的に処理できる理由が判明

過去の研究により、1秒間の人の脳の活動がスーパーコンピューター・京の40分に匹敵するなど、脳は非常に高度で複雑な情報処理を行っていることが明らかになっています。新たな研究により、脳に入ってくる情報の大半を占める視覚情報が効率的に処理されているのは、脳が「リアルタイムの視覚情報ではなく過去15秒間の映像の集約」を見ているからだということが確かめられました。続きを読む……
紹介私たちが見ている映像は「過去15秒間のダイジェスト」との研究結果、脳が膨大な視覚情報を効率的に処理できる理由が判明の続きを読む

NASAが気候変動による気温上昇を1分で理解できる動画「気候スパイラル」を公開

2021年の7月が142年の観測史上最も暑い7月だったことが発表されるなど、近年急激に気温が上昇しつつあることは記録から明らかですが、100年単位のデータだけを見せられてもあまりピンときません。NASAが2022年3月7日に公開したムービーを見ると、1880年から2021年までの気温がどう変化してきたのかが視覚的に理解できます。続きを読む……
紹介NASAが気候変動による気温上昇を1分で理解できる動画「気候スパイラル」を公開の続きを読む

季節ごとの炭素排出量の違いが一目で分かるアニメーションが公開される

近年は地球温暖化が喫緊の問題として注目を集めていますが、その原因となる二酸化炭素は世界中の植物の呼吸や光合成の影響を大きく受けています。しかし、植物には「夏季は光合成が活発化して二酸化炭素の吸収が優勢になるが、冬季は呼吸・分解活動が活発化して二酸化炭素の排出が優勢になる」という傾向があり、季節に応じて二酸化炭素を吸収したり排出したりを繰り返しています。ドイツのマックス・プランク研究所で生物地球化学…
紹介季節ごとの炭素排出量の違いが一目で分かるアニメーションが公開されるの続きを読む

月が地球に落ちてきたら一体何が起こるのか?

夜空に浮かぶ月は他の星々に比べてあまりにも大きく、見つめていると吸い寄せられるように感じることもあります。そんな月が地球に衝突すると一体どうなるのか、サイエンス系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが色彩豊かなアニメーションムービーで解説しています。続きを読む……
紹介月が地球に落ちてきたら一体何が起こるのか?の続きを読む

脊髄損傷で体がマヒした3人の男性が脊髄に埋め込まれた電極で再び歩けるように

事故による脊髄損傷で下半身不随となった3人の男性が、「脊髄に電極を埋め込んで筋肉を動かすための電気刺激を送る」という手法により、再び歩けるようになったという研究結果が発表されました。被験者3人ともが電極を埋め込む手術からわずか数時間で立ちあがることができるようになった上、ある被験者は屋外を歩いたり、立ったまま飲食したりできるようになったとのことです。続きを読む……
紹介脊髄損傷で体がマヒした3人の男性が脊髄に埋め込まれた電極で再び歩けるようにの続きを読む

天文学者が「地球に向けて膨大なエネルギーを発する謎の物体」を報告

オーストラリアの研究チームが「1時間に3回というペースで地球に向けて膨大なエネルギーを放出する謎の物体」を新たに報告しました。太陽系から約4000光年という距離に位置する問題の物体は、観測史上前例のない光り方をしていたとのことで、研究チームは「全く予想外」「ちょっと不気味」とコメントしています。続きを読む……
紹介天文学者が「地球に向けて膨大なエネルギーを発する謎の物体」を報告の続きを読む

NASAの打ち上げたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がミラーの全展開に成功

「ハッブル宇宙望遠鏡」の後継として2021年末に打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の主鏡が完全に展開されました。今後、場所をラグランジュ点(L2)に移し、高い精度での観測が行われる予定です。続きを読む……
紹介NASAの打ち上げたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がミラーの全展開に成功の続きを読む

木星探査機ジュノーの収録した「ガニメデの音」をNASAが公開、謎の現象「木星の大青斑」関連の新情報も

NASAが2021年12月17日に、木星探査機「ジュノー」が木星の衛星・ガニメデの近くを通過する際に収録した電磁波データを音声に変換した「ガニメデの音」を公開しました。この観測データは、木星の極端な磁場や、それが木星最大の衛星にどのように作用しているかを知る上で重要なものとされています。続きを読む……
紹介木星探査機ジュノーの収録した「ガニメデの音」をNASAが公開、謎の現象「木星の大青斑」関連の新情報もの続きを読む

実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得

オーストラリアとイギリスの研究チームが、ペトリ皿の中で培養した人間の脳細胞に卓球ゲームの「PONG」の1人用モードをプレイさせることに成功したと発表しました。続きを読む……
紹介実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得の続きを読む

史上初の太陽コロナへの探査機到達をNASAが発表

地球物理学に関する世界最大の学会・アメリカ地球物理学連合の大会「AGU Fall Meeting 2021」において、アメリカ航空宇宙局(NASA)が歴史上で初めて、太陽コロナに探査機が到達したことを発表しました。続きを読む……
紹介史上初の太陽コロナへの探査機到達をNASAが発表の続きを読む

自殺防止に役立つ可能性が示されたヒップホップの名曲とは?

日本の自殺者数は2009年以降減少し続けていましたが、2020年には増加に転じており、2021年7月には子どもの自殺者数が過去最多となっています。そんな自殺に関する研究をウィーン医科大学の研究チームが行っており、「自殺を思いとどまることを呼びかけるヒップホップ楽曲が、実際に自殺を減少させることに成功していた」と報告しています。続きを読む……
紹介自殺防止に役立つ可能性が示されたヒップホップの名曲とは?の続きを読む

「なぜ科学はウソをつくのか?」が一発で分かるムービー

新型コロナウイルスに関するニュースがそうであるように、科学は現代社会に欠かせないテーマですが、多くの人は何年も専門的な教育を受けた科学者ではないので、科学的な物事を伝える記事やムービーは多かれ少なかれ事実を簡略化した「うそ」をつくことになります。科学がそのような「うそ」をつくことの必要性やその影響について、科学的な教育ムービーを多数手がけてきたYouTubeチャンネルのKurzgesagtが解説し…
紹介「なぜ科学はウソをつくのか?」が一発で分かるムービーの続きを読む

生きたロボット「Xenobot」がパックマン形態で子孫を残すことが判明

カエルの肺の細胞から再構成された生きたロボット「Xenobot(ゼノボット)」は2020年に発表され、大きな話題を呼びました。ロボットであるのに有機体であり、移動も可能なXenobotですが、新たに「子孫を残す」ことが判明しました。続きを読む……
紹介生きたロボット「Xenobot」がパックマン形態で子孫を残すことが判明の続きを読む

「スーパーゼリー」が誕生、80%水なのに車にひかれても即座に完全復活する素材

イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームが、80%が水にもかかわらず車にひかれてもたちどころに元の形状に戻るという「スーパーゼリー」を開発しました。このスーパーゼリーは、膝の軟骨の代替物として活用できると期待されています。続きを読む……
紹介「スーパーゼリー」が誕生、80%水なのに車にひかれても即座に完全復活する素材の続きを読む

月でもインターネットと同様の仕組みを提供する「LunaNet」をNASAが開発

NASA/Reese Patillo人類を再び月に送る「アルテミス計画」に合わせて、NASAが月面での活動を拡大するための「LunaNet」アーキテクチャを開発しました。続きを読む……
紹介月でもインターネットと同様の仕組みを提供する「LunaNet」をNASAが開発の続きを読む