うつ病の6種のタイプを特定、AIによる脳のスキャンデータで明らかに

thumbnail image 米スタンフォード大学医学部の研究チームが、AIに脳のスキャン画像を解析させたところ、うつ病には6種類のタイプがあることが判明したそうだ。 こうしたタイプは症状が違うだけでなく、効果的な治療法や薬も違うと考えられる。将来的には脳スキャンでうつ病の種類を確認し、患者にぴったりな治療が行われるようになるかもしれない。 この研究では、少なくとも3つのタイプについては、特に効きやすい治療や効きにくい治療を…
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実際に予知夢は存在するかもしれない。神経科学者がラット実験で明らにしたこと

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「ミスAI」美人コンテストが間もなく開催、ファイナリストの10人が出そろう

thumbnail imageimage credit:World AI Creator Awards ここ2年ほどの生成AIの進化は、ある意味すさまじいものがある。AIで生成された「タレント」や「モデル」たちが実際に活躍を始めており、AIグラドル写真集や韓流イケメン写真集が作られたり、AIによる映画の予告編が話題になったりしている。 そして今回、なんとAIによって生成された「美女」たちによる、「美人コンテスト」が開催されるこ…
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近未来はじまった?ロボット犬が自由気ままにロンドンの街を散歩する様子が目撃される

thumbnail image 犬型ロボットの進化が止まらない。災害救助で活躍したり、ライフルを搭載して戦場に立ったり、火炎放射器を搭載したものも登場したが、人間の良き相棒としてペット用に開発されているロボット犬もある。 そんな犬型ロボットの姿は、未来のテクノロジーを夢見てきた我々をSFの世界に迷い込んだような気分にさせるが、これは現実のことであり実際すでに始まってるのだ。 イギリスの首都ロンドンの中心部で、ロボット犬が一匹で…
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ニューヨークとダブリンを結ぶ「ポータル」が一時閉鎖、不適切な行為をする人が発生

thumbnail imageimage credit:X 「ポータル」という言葉を聞いたことがあるだろうか。もともとは入口や門を意味する言葉で、SFやファンタジーの世界では、異星や異世界へのゲートとして登場することも多い。 今月8日、アメリカのニューヨークとアイルランドのダブリンの間に、この「ポータル」が設置された。 SFチックな円盤型のスクリーンに、双方のライブストリーミング映像を24時間流し続けることで、まるでお互いの空…
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宇宙も民間時代に突入!スペースX社が船外活動用の宇宙服を発表

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地球最強生物クマムシが強い放射線を浴びても死なない理由が明らかに

thumbnail image 地球最強生物クマムシは絶対やばい環境下であっても生き延びることができる。例えば人間の致死量の1000倍もの放射線を浴びても死なない。 その生命力の源は何なのか?その謎がついに解明されるときが来たようだ。 彼らは驚くべきDNA修復メカニズムを備えていたのだ。わずか1mmにも満たないクマムシだが、この能力のおかげで、DNA修復遺伝子の生成物の量は、動物の中でもトップクラスであるそうだ。続きを読む…
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細菌を遺伝子操作、自ら色素を作り出し染色する代替レザーを開発

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アメリカが月面鉄道に本格着手。DARPAが軍需企業と開発契約を交わす

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成層圏を除湿すればよくない?地球温暖化を防ぐ新たなアイデアを提唱する科学者

thumbnail image アメリカの研究者が新しい地球温暖化防止のアイデアを提唱している。大気に氷の核となる粒子を成層圏に撒いて、除湿しようというものだ。 それによって大気中の水蒸気が減ると、そこにこもる熱が少なくなる。だから地球全体が冷えることになるというのだ。 『Science Advances』(2024年2月28日付)に掲載された研究では、それが効果的であるだけではなく、今の時点で特に悪影響もないという。果たして…
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配送会社のAIカスタマーサポートが自社を「世界最悪の会社」と批判したため運用停止に

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脳が制御しなければ超能力を持つことは可能なのか?

thumbnail image 中2心(懐かしい)がうずく憧れの超能力(ESP)だが、これまで多くの研究者が超能力を証明しようとしてきたが、うまくいかなかった。それはなぜなのか? 新たな研究によると、脳がその発現にブレーキをかけているからかもしれないという。 カナダの神経科学者モリス・フリードマン博士らは、そのブレーキを取っ払うために、脳(とりわけ前頭葉)を磁気で刺激して、一時的にその機能をバグらせてみた。 するとその被験者た…
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宇宙移住に向け人工生態系の密室空間「バイオスフィア2」で暮らす実験、わずか2年と半年で挫折

thumbnail imageバイオスフィア2/iStock 1991年9月26日、今から約30年近く前のこと、地球の生態系を完璧に再現した密閉空間に、自ら進んで自己隔離した者たちがいた。 そこは、第二の生物圏を意味する「バイオスフィア2」と名付けられた砂漠の中にそびえ立つガラス張りの建物だ。 実験は、2年交替で8名がバイオスフィア2に滞在することを100年繰り返す予定だったが、食糧不足や酸素不足などのトラブルに見舞われ、結局…
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人類史上初、AIホログラムと結婚予定のスペイン人女性

thumbnail image 愛は国境や人種を乗り越える。そして人工知能(AI)の時代には、生物と非生物はおろか、実在と非実在の垣根だって障害にはならないのかもしれない。 スペイン、カタルーニャ地方のアーティスト、アリシア・フラミスさん(56歳)は、今とある男性との結婚を控えている。 その男性「AiLex(アイレックス)さん」は生身の人間ではない。なんと彼女の過去の恋人たちのデータを元に作り出されたAIホログラムである。 二…
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集団的知性で効率的に橋をつくる軍隊アリがロボット工学に革命をもたらす

thumbnail image 「軍隊アリ(グンタイアリ)」という名が示す通り、彼らはとても攻撃的で獰猛な生き物だ。 だがニュージャージー工科大学の昆虫学者が注目するのは、このアリのもう1つの才能だ。グンタイアリは生まれつきの建築家なのである。 大軍をなして行進する彼らは、進路上に大きな隙間があると、自らの身を挺して仲間のために橋やハシゴを作り上げる。 しかも、そうした行動は、群れ全体がまるで1つの脳のように機能することで意思…
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